砂川公佑が2年連続のシードほぼ確実。次は初優勝を狙う(写真は前澤杯)(撮影:上山敬太)
<Sansan KBCオーガスタ 最終日◇30日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7293ヤード・パー72>最終日に「63」をマークした砂川公佑が今季3度目のトップ10入りとなる3位タイに食い込み、2年連続のシード獲得をほぼ確実にした。昨季は最終戦の2位(プレーオフ敗退)による逆転での初シード獲得となったが、今季は早くも当確ランプ。次なる目標を初優勝に定めて、後半戦に挑む。
【写真】ライバルたちも「うそだろ?」 驚異的スコアに導いた “ピン型”パター
15位タイからスタートし、バーディラッシュでリーダーズボードを駆け上がった。5番パー4で5メートルを沈めて初バーディ。「1カップぐらい切れる5メートルのフックラインだったんですけど、タッチも打ち出しも思い通りに打てて、きょうは調子がいいなと確認できました」。ここから3連続バーディを奪った。さらにスコアを伸ばして迎えた終盤にも再び爆発。16番パー4で大きく切れる7メートルのスライスラインをジャストタッチで沈めると、17番パー3は奥のカラーから5メートルを沈めて連続バーディを奪った。さらに圧巻は18番パー5。「3打目をめちゃくちゃミスしたので、自作自演です」と照れ笑いで振り返ったが、見事なチップインバーディ。「順目のいいライでスピンも入るのでラッキーでしたね。きょうはグリーン周りも冴えていたので狙えるかなと思ったら、狙い通りに飛んで入ってくれました」。大歓声にはガッツポーズで応えた。優勝には届かなかったが、シード獲得に向けて大きな3位タイ。「今季はずっと調子が悪くない状態で試合ができていると思います」。これでポイントランキングは25位に浮上。対象が賞金ランキングからポイントランキングに移行した初年度とあって、ボーダーは読みづらいが、シード獲得はほぼ確実だ。「シードが決まるまではボギーのリスクをすごく考えてしまうけど、シードが決まれば、バーディを狙うマネジメントができると思う。余裕が出てくると思うので、思い切って優勝を狙って、残り試合をやっていけたら」。決意も新たに後半戦に臨む。高校は地元・兵庫の強豪校、滝川二高。2年後輩には古江彩佳、安田祐香がいた。「1年生と3年生ですし、男女の練習は基本、別なのでそこまで接点はないですけど、全体ミーティングとかで話はしました。負けないように頑張らないといけないですね」。後輩たちの活躍に追いつくためにもまずは初優勝だ。(文・田中宏治)