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開幕時からガラッと変わった14本 岡本綾子と同じ“B”パターも好感触【勝者のギア】

2026/08/31 12:36

佐久間朱莉の14本に迫る(撮影:鈴木祥、ALBA)

<ニトリレディス 最終日◇30日◇釧路カントリークラブ 鶴居東コース(北海道)◇6640ヤード・パー72>ツアー史上初めて道東で行われた今大会。ベールに包まれた難コースが牙をむいた。狭いフェアウェイに慣れない洋芝。グリーン周りも厳しい傾斜が配置され、悪天候による中断も重なりタフな1週間となった。選手たちがスコアメークに苦しむ中、佐久間朱莉は最終日にフェアウェイキープ(11/14)、パーオン(15/18)ともに4日間で最高の数値をたたき出し、開幕戦以来となる優勝を逆転で果たした。 【写真】上から見ると“B”なんです 山下美夢有の優勝パター 好ショットを支えたのは、開幕優勝時から大きく替えたクラブたち。ドライバーは契約するピンの『G440 LST』。「Vポイント×SMBCレディス」の週に、『G430 MAX 10K』からスイッチした。今季のドライビングディスタンスは249.76ヤードで13位。フェアウェイキープ率は74.7166%で8位。ドライバーのうまさを示すトータルドライビングでは1位と、確かな結果を残しているのがわかる。佐久間はスイッチ時、「ヘッドが小ぶり。音も低いので打感は少し違うけど、初速が出ていい感じです」と新ドライバーの感想を話している。もともとドライバーのミート率低下が気になっていたところ、それを解消するためにピンのスタッフが提案してくれた1本だった。フェアウェイウッドとUTは変わらずだが、以前の5番アイアンを抜いて、4番アイアンを入れている。といっても、純粋な4番ではない。ピンの担当者によれば、「最初は5番だったけれど、飛ばなくて、ロフトを調整してもなかなかうまくいかなかった。逆に4番を寝かせて、5番に近いロフトに調整したら合いました。UTにする選択はなかった」とのこと。もともとは“感覚派”だというが、最近は変わってきているという。ドライバー変更と同週に、アイアンもすべてマッスルバックの『BLUEPRINT T』に変更。それまでも8番以下は同モデルを使用していたが、長い番手もすべて変えた。より確かな手ごたえを感じられるモデルで、今季のパーオン率は73.2172%で堂々の1位。高精度のショットに貢献しているといえそうだ。「悩んでいた」というパターも7月の「明治安田レディス」から『B63』にスイッチした。こちらもピンの担当者によれば、「もともとの『DS72』はフェースバランスでヘッドの開閉がなくて、『B63』はセミアークバランスで開閉がある。タイプの異なるモデルですが、どちらかというと、佐久間プロの打ち方が(開幕時から)変わってきていた」と内情を明かした。打ち方に変化が出たことで、6月にはアークタイプの『アンサー4』を試してみたというが『ブレードで細いため不安…』という佐久間の思いを汲み、「ミッドマレットのアークタイプを準備しました。腕の動きがスムーズになったようです」と、ハマったという。ちなみにBシリーズといえば、岡本綾子が全盛期に使用していた『B60』があまりにも有名。名手に近づいているといえるかもしれない。圧倒的な強さで初優勝から4勝を挙げた昨年のような輝きが戻ってくるのか。パーオン率、トータルドライビングがともに1位のショットメーカー。昨年7位だった1ラウンドあたりのパット数は45位(29.48回)と低迷しているが、今大会では28.25回で全体5位だった。グリーン上がさらに改善すれば、一段と手がつけられない存在になりそうだ。【佐久間朱莉の優勝ギア】1W:ピン G440 LST(10.2度 レジオフォーミュラMB+S55)3W:ピン G430 MAX(15度 レジオフォーミュラMB+S55)7W:ピン G430 MAX(21度 レジオフォーミュラMB+S65)5U:ピン G430(26度 N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL 370)4I:ピン i240(N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL 370)6I~W:ピン BLUEPRINT T(N.S.PRO プロトタイプ)50,54度:ピン S259(N.S.PRO プロトタイプ)58度:ピン S259(N.S.PRO MODUS3 105)PT:ピン SCOTTSDALE B63BALL:タイトリスト Pro V1xGRIP:イオミック スティッキーアーミー1.8