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まるで移動する極上サロン! 新型アウディ A6 アバントが魅せる「別世界の静粛性」と快適空間

2026/09/01 11:15

6代目となる新型アウディ A6 アバント

SUV流行りの昨今、アウディにもQシリーズがある。しかし、一方でセダン、そしてアバントと呼ぶワゴンの人気も根強いのがアウディらしいところ。その中心にいるのがA6。アウディ100をルーツにもつ伝統のモデルだ。このたび、6代目となった新型A6に試乗。実力はいかに? 【写真】助手席でもコンテンツを楽しめる「トリプルモニター」の全貌 ■アウディらしさあふれる伝統のモデルと言えばやはりA6日本的に言うとアッパーミドルサルーンとなるのがA6で、その下にはミドルクラスの定番A4やA5が用意されている。6代目となる新型で用意されているのはセダンとアバント(ワゴン)の2タイプ。本国では用意されているSUV版のオールロードクワトロは今のところ、日本へは未上陸だ。デザインはアウディらしさにあふれていて、安心感につながるもの。A6らしさも当然しっかりと感じられるが、大型のグリルやシャープなイメージのヘッドライトなどにより、フロントマスクを中心に先代よりも迫力が増している。 スペック的には5mという全長も迫力をアシストする。デザイン的には横から見ると非常に伸びやかだし、ゆったりとした乗り味にもつながるポイントだ。またアウディらしいというか伝統なのが、空力性能にもこだわっているということ。空力がいいということは、走行時の安定性向上に繋がるし、燃費にも好影響を及ぼす。 そのほか、8つの点灯パターンが選択可能なデジタルデイタイムランニングライトも見どころのひとつで、さまざまな表情を楽しむことができる。またマイクロLEDを採用し、高精度な配光制御によって優れた視認性と安全性を実現している。 ■シートの出来はレベル高し! 後席の広さは特筆モノ インテリアは最新のアウディを感じさせるもので、インパネはアウディの潮流であるトリプルモニターで、助手席でも別コンテンツを楽しむことが可能。もちろん走行時の安全性にも十分配慮されているのでご安心を。物理的なシフトなど最小限で、装備の操作は基本的にモニター上で行なうのだが、こう聞くと呼び出すのが面倒そうなイメージを抱くかもしれない。 だが実際は直感的に操作できるし、走り好きにはうれしい各種ドライブモードは、モニターだけでなく、物理スイッチからもアクセスできるのがアウディらしいところだろう。先進性をただ追求するのではなく、アウディが培ってきた高級感もしっかりと両立しているのはさすがと言ったところ。 乗ってみて思うのはシートの出来のよさ。試乗車はオプションであるSライン専用のスポーツシートが装着されていたが、ガッチリと体を支えるというよりはふんわりと包み込む感じ。ワゴンではあるが、前席、そして後席の雰囲気はサルーン的だし、実際に座ってみてもかなりゆったりとしていて、くつろぐことができる。ロングツアラーワゴンの第一人者、アウディの面目躍如といったところだろう。 ■とにかく静か! サルーン的な乗り味と先進的な走行制御 やはり走りはアウディの真骨頂だ。市街地からワインディング、高速道路とさまざまなシチュエーションで試乗したが、とにかく静か。エンジンやロードノイズなどのメカノイズも含めて、ほぼ外の音はしないと言っても過言ではないほど。もちろん完全に遮断されてしまうと危険でもあるので、わずかに音は入ってくるのだが、しっかりと遮音する作りだというのは体感できて、徹底的にこだわったというのもうなずける。 パワーユニットはガソリンとディーゼルの2本立てでどちらも2リッター。7速ATと組み合わせ、駆動方式はアウディ伝統のクワトロ、つまり4WDだ。またセダンも含めて全グレードで、MHEVプラスと呼ばれるマイルドハイブリッドを組み合わせることで、走り出しをアシストしてストレスのない発進を実現。また、減速時には発電も行なう。マイルドハイブリッドは日本車にも採用されている方式だが、こちらは48Vなのが日本車とは違うところ。制御電圧が高いため、より力強いアシストを可能にしている。 静かでサルーンらしい走り、と聞くとゆったりとした乗り味のように思うかもしれない。当然、そのようなテイストも持ち合わせているのだが、オプションで用意されているアダプティブエアサスペンションでは、バランス、ダイナミック、コンフォート、エフィシェンシー、インディビジュアル、アシスタントというモードを選択することが可能で、ダイナミックはかなりスポーティーな味付け。またアシスタントモードは走行状況やドライバーの好みに合わせて、車両が最適なモードを自動で選択してくれる。 また、エアサスなので車高調整は自由自在。コンフォート、バランス、エフィシェンシーでは車高が20mm上がる一方、ダイナミックでは10mm下がるという芸の細かさ。こちらもオプションとなるオールホイールステアリングと呼ばれる4WSシステムは後輪も切れるようになり、ロングホイールベースながらキビキビとした走りを楽しむことができるので、このふたつはぜひ選びたいオプションだ。 そのほか、当然のことながら安全装備が充実している。Q3で採用された駐車アシストや狭い路地に走り込んでしまってもメモリ機能で自動でバックして脱出できるリバーシングアシストも搭載していて、安心安全度はかなり高い。やはり最新のアウディは最上のアウディだった。 AUDI A6 Avant TFSI quattro 200kW◆全長_全幅_全高:5000×1875×1485mm ◆車両重量:2000kg ◆エンジン形式:直4DOHCターボ ◆総排気量:1984cc ◆エンジン最高出力:200kW(272ps)/5000-6500rpm ◆エンジン最大トルク:400N・m(40.8kg-m)/1600-4500rpm ◆ミッション:7AT ◆WLTCモード燃費:14.8km/? ◆定員:5人 ◆価格:927万円