女王・佐久間朱莉が“B”で勝利をつかんだ(撮影:鈴木祥)
国内女子ツアー「ニトリレディス」で今季2勝目を挙げた23歳・佐久間朱莉。開幕戦以来の勝利を手にした若き年間女王は、どのスタッツで強さを発揮したのか。大会の主要データとともに、その勝因を振り返る。
【写真】上から見ると“B”なんです 佐久間の優勝パター
【ニトリレディス 佐久間朱莉の主要スタッツ】・ドライビングディスタンス:241.75ヤード(25位)・フェアウェイキープ率:57.1%(26位T)・パーオン率:73.6%(14位T)・平均パット数:28.25回(5位T)今シーズンの佐久間は、パーオン率73.22%で全体1位。フェアウェイキープ率は74.72%で8位、ドライビングディスタンスは249.76ヤードで13位と、持ち前のショット力をいかんなく発揮している。ただ、今大会で光ったのはグリーン上のパフォーマンスだった。トップ10入りした13人のうち、4日間を通して3パットが一度もなかったのはわずか3人。そのうちの一人が佐久間だった。開幕戦Vという最高のスタートを切った今シーズンだが、その後はもどかしい時間を過ごした。2位3回を含むトップ10入り8度を記録しながら、優勝にはあと一歩届かず。1ラウンドあたりの平均パット数は29.48回で45位と、ショット系のスタッツに比べてパッティングは数字を伸ばせずにいた。潮目が変わったのが、7月の「明治安田レディス」。ここでピンのSCOTTSDALE『B63』にスイッチした。使い始めてから徐々に手になじみ、今大会では北海道屈指の難グリーンを攻略。今季2勝目を支えた“B”が、これからのV街道を後押しする一本となるか。