2季連続の女王へ。桑木のいぬ間にポイントを積み上げたい(撮影:佐々木啓)
<ゴルフ5レディス 事前情報◇3日◇ゴルフ5カントリーみずなみコース(岐阜県)◇6531ヤード・パー72>前週の「ニトリレディス」で最終日に2打差を逆転し、3月のシーズン開幕戦以来となる今季2勝目を挙げた佐久間朱莉が今週は自身初の2週連続Vに挑む。10日に開幕する次戦の国内メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」(石川県・片山津GC白山C)を見据えた3日間。昨季の年間女王は自分自身に言い聞かせるように話した。
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「今年は開幕から言っていることだけど、メジャーを獲りたい思いが強い。しっかり準備をして、来週につなげたい。勝った翌週は疲労も溜まっているし、去年すごく感じたそういうところの調整もしっかりやって、2週連続で獲れたらいいなと思います」プロ5年目だった昨季は4月の「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝を達成した。5月と6月に1勝ずつを重ね、10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を完全Vで制して、メルセデス・ランキング1位に輝いた。年間4勝を挙げて学んだのは優勝の翌週の試合の難しさ。完全Vを達成した5月の「ブリヂストンレディス」は翌週から2週連続で予選落ち。優勝争いによる頭と体の疲労は思った以上だった。今年は一度も気温30度の真夏日を記録していない釧路から、今週は酷暑で知られる岐阜での試合。ただ、大会期間中は雨予報で予想最高気温は30度に届かない。この日のプロアマ大会も晴れ間はなく、蒸し暑さはあったが、比較的過ごしやすかった。「今のところは元気にやっています。明日から雨みたいで、お天気は心配だけど…」。適度のお湿りならば、恵みの雨。体力面での不安材料は一つなくなる。優勝した翌週の試合で最もよかったのは「アース・モンダミンカップ」→「資生堂・JALレディス」の3位。大きな目標に掲げるメジャー制覇に向けて、今週は全力で初の2週連続Vに挑んでいく。前週の優勝でメルセデス・ランキングは2位に浮上した。1位の桑木志帆は今週は不在。その差は約700ポイント(pt)と離れているが、優勝すれば200ptを加算して差を詰めることができる。「この2、3カ月はちょっと苦しい時間もあった。すごく長く感じた時間だったので、先週の優勝で少しは晴らせたかな。まだポイント差は気にしていないけど、調子もだんだん上向いてきた。今週もいいプレーをしたい。グリーンをこぼしても、簡単にパーを拾っていきたい。そういうところが大事になってくると思います」女子プロ日本一を決める今年の日本女子プロ選手権には、山下美夢有、竹田麗央、古江彩佳ら米ツアーを主戦場とする日本選手が大挙出場する。「日本にもいい選手がいるぞ、というところを見せたい」。迎え撃つ日本ツアーの女王は意気軒高。その前に、まずは岐阜で“大仕事”を片付ける。(文・臼杵孝志)