佐久間朱莉が米ツアー勢との対決を心待ちにしている(撮影:佐々木啓)
<ゴルフ5レディス 最終日◇6日◇ゴルフ5カントリーみずなみコース(岐阜県)◇6531ヤード・パー72>1オンチャレンジのパー4で佐久間朱莉がイーグルを奪った。386ヤードから 実測246ヤードに設定された9番。気持ちよくドライバーを振り抜いたティショットはピン手前10メートルに着弾し、ボールはピン手前1メートルで止まった。楽々と沈めて今季7個目のイーグル。昨季の年間女王は今季イーグル数1位に立った。
【連続写真】飛距離と安定性の共存 佐久間朱莉の“お尻主導”スイング
「入ればよかったなぁ。いいショットが打てました。きょうはまあまあいいプレーができました。ショットも、パットも比較的良かったです」前週の「ニトリレディス」で開幕戦以来となる通算6勝目を挙げた。「気持ち的に余裕ができた」と臨んだ今週はラウンド後の練習を封印した。10日開幕の次戦は国内メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」(石川・片山津GC白山C)。今年最大の目標に掲げるメジャーに備え、連戦で疲れがたまった体と心を整えるためだった。日本女子プロには米ツアーを戦う日本選手が11人も出場する。山下美夢有、竹田麗央、畑岡奈紗、古江彩佳、勝みなみ、原英莉花、岩井明愛・千怜…。11人で米ツアー16勝、日本ツアー66勝(TOTOジャパンクラシックは米ツアーでカウント)を誇る、まさにオールスターキャストだ。「日本ツアーではだいぶうまくできるようになったけど、海外のメジャーに行くとなかなかうまくいかない。海外からたくさんの選手が帰ってくるなかで、自分が、どれだけできるのか楽しみです。負けられないという気持ちもあるけど、それは相手が誰でも同じ。本当に楽しみ。せっかくなら、向こうの選手と回りたい。回れますよね」この日は18位から出て、出だしの1番で4メートル、2番で1.5メートルを沈める連続バーディで滑り出した。前半のアウトは「31」で回って5つ伸ばしたが、後半は3バーディ・2ボギーの「35」。自身初の2週連続Vを狙った3日間をトータル11アンダーの9位で終えた。「もう少しショットでバーディを獲れる回数を増やしたい。来週はコースも難しいと思うので、しっかり修正して臨みたいです」アマチュア時代の3度も含めて、22度目のメジャーの舞台。“宿題”をしっかり仕上げ、初めてという北陸屈指の名門コースで、日本のエースとして“黒船軍団”を迎え撃つ。(文・臼杵孝志)