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契約フリー・福田萌維の14本はタイトリスト中心 「ゴルフをやめるまで使います」という3Wのみ別メーカー【勝者のギア】

2026/09/07 14:02

福田萌維の14本(撮影:佐々木啓、ALBA)

<ゴルフ5レディス 最終日◇6日◇ゴルフ5カントリーみずなみコース(岐阜県)◇6531ヤード・パー72>ツアー参戦2年目で20歳の福田萌維がツアー初優勝を遂げた。ショットの調子がよくなかったと話すなか、3日間でバーディ19コを奪った攻めの姿勢を貫き、プレーオフ3ホール目もバーディで締めくくった。勝利を呼び込んだ14本はどんなラインアップなのか。 【写真】いちばん活躍したパターはツノ型 まず目を引く点として、タイトリストが多いのが特徴だ。「中学まで使っていた」というタイトリストは、今年の契約フリーに伴いキャディバッグの中心に据えられた。「自分のスイングで、自分らしいプレーができるようにしたくて、いろんなクラブを試したいと思い始めたのがきっかけです」というのがフリーになった理由だ。ドライバーは、同社の最新モデル『GTS2』でシャフトはジュニアのころに使用していたグラファイトデザインの『Tour AD UB 6S』をそのまま挿している。ユーティリティー(UT)もアイアンも同社製、ウェッジも『ボーケイ』と、まさにタイトリスト一色といってもいい。そのなかで、中心選手というほどの信頼を寄せるのが、唯一別メーカーの3番ウッドだ。こちらはキャロウェイの『PARADYM Ai SMOKE MAX』で逸話がある。「プロになって自分で買いました」という一品は、「ひとつだけキャロウェイ。あそこ(3W)だけは譲れなくて、手放せなくて。もうたぶんゴルフをやめるまで使います」と全幅の信頼を置いている。一時は5番ウッドも入れていたが、今ではウッド系は2本のみ。「UT2本にしてみて、そこから結構グリーンをキャッチしても、止まってくれますし。アイアンと一緒の流れで考えることができるので、すごく楽になりました」と、ウッド系よりも得意と自負するアイアンの流れを汲んで入れたセッティングとなっているのも、優勝を手繰り寄せた要因の一つだという。そのアイアンは5番、6番のみ易しさを求めて『T250』を入れている。「タイトリストは難しいクラブなので、6、5番は『T150』よりも球が上がる『T250』にして」と、打ちやすさを求めての選択。短い番手は「ラフからでもさばきやすい」という『T150』でしっかりとグリーンに乗せてバーディチャンスを作ることに成功。1ラウンドあたりの平均バーディ数「3.617」は全体7位の数字を残している。また、今大会でいちばん活躍したクラブにはパターを挙げる。5月の「ブリヂストンレディス」から使い始めたというスコッティ・キャメロンの「PHANTOM7.2」。パッティングの調子にムラを感じていたなかでスイッチを決断した。「弾くパターを求めていた。スコッティは本当に弾いてくれます。いま自分がどういうミスをしたかっていうのがすごくわかるパターですね」と、グリーン上のパフォーマンス向上が飛躍の一端を担った。総合的にクラブを見直し、6月のステップ・アップ・ツアー「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」でプロ初優勝を挙げ、レギュラーツアーでも勝利した。「勝てると思ったら」と、海外ツアーへの挑戦も視野に入れる福田にとって、契約フリーの選択は正しかったのかもしれない。【福田萌維の優勝ギア】1W:タイトリスト GTS2(9度 Tour AD UB 6S)3W:キャロウェイ PARADYM Ai SMOKE MAX(15度 Tour AD UB 6S)3,4U:タイトリスト GT2(18,21度 Tour AD HY 7S)5,6I:タイトリスト T250(N.S.PRO モーダス3 ツアー105)7~PW:タイトリスト T150(N.S.PRO モーダス3 ツアー105)W:タイトリスト ボーケイSM11(48,52,58度 N.S.PRO モーダス3 ツアー105)PT:スコッティキャメロン PHANTOM7.2BALL:ブリヂストン ツアーB X