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細野勇策は年間王者へ独走中も「まだ中盤」 難関のジャック・ニクラス攻略し今季2勝目へ

2026/09/10 08:03

細野勇策はポイントランキング初代王者となるか(撮影:ALBA)

<Shinhan Donghae Open 事前情報◇9日◇ジャック・ニクラス GC(韓国)>国内男子ツアーは今季23試合のうち、11試合が終了。シーズンも中盤に差しかかり、韓国で折り返しを迎える。そのなか、年間王者へ向かって独走しているのが23歳のレフティ、細野勇策だ。 【写真】日本ツアーに原英莉花が帰ってきた! 今年は5月の「日本プロゴルフ選手権 センコーグループカップ」で初優勝を挙げるなど、トップ10入りは4回。1591.925ポイント(pt)を積み上げている。2位との差は531.026ptと大きく開いているが、一切の余裕は見せない。「まだ中盤に入ったぐらいなので、ずっといいプレーができていればいけるんじゃないかなと思いますが…」と、気を引き締める。調子は好調。「ショットもパットも。特に不安要素なくできている」と、年間王者を狙う選手らしい頼もしい表情も見せる。それでもコースへの警戒心は強い。1年ぶりに回った印象を「変わらず、難しい」と冷静に話す。昨年は34位タイで終えている。「距離はしっかり長い」というように、コースの総ヤーデージは7502ヤード。500ヤード近いパー4がいくつかあることに加え、「日本と違ってけっこう沈む」というフェアウェイやラフの芝も厄介だ。コースは狭く、ところどころに池やバンカーが配置され、ティショットにプレッシャーをかける。さらにグリーン上はやわらかくボールが止まりやすい一方で、転がりは速いという難しさもある。「アプローチでスピンがかけづらかった面がすごく多い。グリーンを外しても簡単にパーが取れない」。練習ラウンドではさまざまな弾道のアプローチを試して確認。「転がせるようなところに外すのも大事」というように、グリーンを狙うショットと、マネジメントがカギになりそうだ。本格的に年間王者への道を歩むなか、「なるべく早く海外に行きたい」という思いもある。だからこそ、狙うの欧州ツアーに続く1位だ。それでも「(海外に)行っただけでは意味がない。しっかり通用するようなレベルになってから行こうかなと思っている。それが今年なのか、来年なのかわからないですが、せっかくメジャーで優勝して、(複数年シードが)5年間あるので、それをうまく使えるように」。そのためにも、まずは日本で自信をつけたい。例年通りであれば、ポイントランキング上位者には海外への道が切り開かれる。国内で年間王者を争うだけでなく、その先にある新たな舞台を見据える。海外挑戦への一歩を踏み出す準備も、着実に進んでいる。(文・高木彩音)