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プロ4年目の4位スタート 皆吉愛寿香が目指す同郷の先輩・勝みなみとの“初競演” 「しっかり追いかけていきたい」

2026/09/10 19:53

皆吉愛寿香が同郷の先輩とのラウンドを熱望(撮影:福田文平)

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 初日◇10日◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川県)◇6755ヤード・パー72>プロ4年目の皆吉愛寿香が5バーディ・1ボギーの「68」で回り、4位とスタートダッシュに成功した。国内メジャーは6度目の出場で、本大会は57位だった昨年に続いて2度目の挑戦。フェアウェイキープを肝に銘じた難コースで首位と3打差発進は、うれしすぎる誤算だった。 【写真】皆吉愛寿香の1Wシャフトは驚きの硬度“L” 「ラフに入ると出すだけにもなる。練習ラウンドで回って、フェアウェイキープが一番大事だと感じた。バンカーも深くて、すごく難しい。初日にこんなに伸ばせるとは思ってもいなかった。自分でもびっくりしています」インから出て、1バーディ・1ボギーで迎えた15番パー4からの3連続バーディで波に乗った。15番は残り145ヤードをピン奥2メートルにつけ、16番は2メートル、実測183ヤードだった打ち下ろしの17番パー3は5番UTを握り、ピン右5メートルを沈めた。後半のバーディは1つだけだったが、ボギーはなし。「外したのは1回だけ」と前半からティショットをしっかりフェアウェイに運んだ。唯一ヒットできずに、パーオンも逃した3番パー4は「結構沈んでいた」というグリーン手前ラフからの3打目をピンそば1メートルにつけてパーをセーブした。今週は同じ鹿児島出身で、目標でもある憧れの先輩、勝みなみと同じフィールドに立っている。将来はプロになりたいと思っていた伊敷台中2年のとき、2学年上の勝が「KKT杯バンテリンレディス」で史上最年少(当時)となるアマチュア優勝を達成した。「もう雲の上の存在です。ずっとテレビで見ていて、より強くプロになりたいと思った。すごく尊敬できる鹿児島の先輩。目標です」背中を強く押してくれた衝撃のアマチュアV。練習拠点が同じ鹿児島高牧CCという縁で、勝が主戦場を米ツアーに移して以降もオフには一緒に練習する機会があり、距離は一気に縮まった。勝は7月の「明治安田レディス」にも出場したが、そのときはすれ違いが続き、会えずじまいに終わった。今週はこの日のスタート前にようやく再会。「でも本当に挨拶だけでした」。ゆっくり話す時間はなかった。いろいろと話しがしたいー。そのための“作戦”はある。同郷の先輩は「67」で回って3位発進。ともに2日目もきっちりスコアを伸ばし、上位で決勝ラウンドに進めば、同じ組で回れる可能性も広がる。「リーダーボードを見ながら、頑張らないといけないと思っていた。しっかり、追いかけていきたいです」その思いは勝も同じだ。「鹿児島出身のプロには横峯さくらさん、香妻琴乃さんがいるけど、少ないんです。ようやく後輩ができてうれしいし、すごく刺激になる。一緒に回れたらいいなぁ」。初競演がメジャーの舞台、さらに優勝が狙える位置ならいうことはない。4度目の挑戦でプロテストに合格した26歳は、7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で2位に入った。自己最高位のフィニッシュだったが、最終日は単独首位で迎えた15番パーで痛恨のダブルボギーを叩いてのV逸。「大事なところでミスが出る。今まで何回もあった。そこを直さないと」。勝との夢の競演へー。ミス撲滅も肝に銘じていく。(文・臼杵孝志)