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明暗分かれた最終組 河本結は悪夢の“+6”も薄氷予選通過「ネタになる」

2026/09/19 18:22

河本結は10番でまさかの“+6”。薄氷の予選通過となった(撮影:米山聡明)

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 2日目◇19日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6565ヤード・パー72>7アンダー・単独首位から出た入谷響、1打差2位の昨年覇者・神谷そら、さらに1打差の3位だった河本結。最終組を回った3人にとって、明暗が分かれる結果となった。 【写真】渋野はここからの2打目で痛恨池ポチャ 神谷は4バーディ・2ボギーの「70」で回り、大会連覇へ単独首位に躍り出た。一方、河本は薄氷の予選通過となるトータルイーブンパーの49位タイ。入谷に至っては「81」を叩き、予選落ちとなった。イーブンパーで前半を終え、上位でプレーを続けていた河本だったが、後半10番パー4で悲劇が起きた。なんとスコアは『+6』。3回続けてOBを喫した。「前半からフェードが強くなってきた」と、後半から左に突っ込む癖を修正しながら臨もうとした矢先、「左に巻いて」とティショットを2回ともOBとした。一方、「いいショットを打ったんですが」と風にあおられてグリーンをオーバーした3発目のOBに関しては、不運もあった。過去には、2016年「ほけんの窓口レディース」(2日目)、22年「富士フイルム・スタジオアリス」(3日目)でそれぞれ『+4』を叩いたことがあるが、河本にとって『+6』は1ホールでのツアーワーストスコアになった。怒り心頭かと思いきや、「ゴルフ人生においてネタになる」と開き直りの精神でプレーを続けた。16番パー3ではバーディを奪い、結果的にこの『-1』が決勝進出を手繰り寄せた。脳裏にOBがこびりつきそうだが、「自分がやったことは、責任を取ろう」と、イメージするスイングを最後までやり続けた。「やりきった感じで、勉強になった」。ラウンド後に見せた、どこかすがすがしい表情も印象的だった。神谷も「1ホールを除けば素晴らしいゴルフをしていた。笑っていられるメンタルは参考になる」と、河本のプレーに感銘を受けていた。一方、入谷は序盤からボギー、トリプルボギーが続き、悪い流れを断ち切れないまま競技を終えた。8月の「ニトリレディス」では鈴木愛が、ツアー7例目となる首位発進からの予選落ちを喫したが、それに続く不名誉な結果になった。「ショットが一番悪くて、流れがつかめないまま終わってしまった。まあ一言で、本当にどうしようもないなっという感じでした」と一日を振り返った。例年、伸ばし合いが繰り広げられる今大会で起きた最終組の明と暗。3人それぞれに、あまりにも対照的な結末が待っていた。(文・齊藤啓介)