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「いろいろ試して…何がハマったのかな?」 香妻陣一朗が2年ぶりVへ3位浮上

2026/09/20 09:15

香妻陣一朗が4打差で最終日へ(撮影:ALBA)

<ANAオープン 3日目◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7006ヤード・パー72>2日連続の「66」をマークした香妻陣一朗が、トータル15アンダーで単独3位につけた。3位、6位と直近2試合で好成績を残しているが、決して調子が良かったわけではない。「きょうがここ最近で一番手応えのあるラウンドだったんじゃないかな」。ようやくつかんだ好感覚を崩すことなく、4打差からの逆転優勝を狙う。 【写真】所持数は100本以上!? 松山英樹の歴代キャメロン 「初日は全然ショットが良くなかった。2日目もそこまで良くなかったけど、終わりぐらいにつかみかけた感じで、きょうはその流れで良かったですね」。上向いてきたショットを武器に、7バーディ、1ボギー。12番パー5で8メートルに2オンして2パットのバーディを奪うと、13番はラフから130ヤードを1.5メートルにピタリ。14番は7メートルを沈めて3連続バーディを奪った。修正したポイントはアドレスだった。「開いて構えたり、左肩を前に出したり、上げたり、いろいろ試したんですけど、何がハマったのかな? ボールを中に入れて、あまり左を向かないようにしたら、ドローが打てなかったのが打てるようになってきました」。ドライバーだけでなく、アイアンショットでも同じような意識で構えているという。ここ2試合の好成績も、本人の感触とはマッチしていなかった。「成績がいいのはパターが入っているからなのか、ティショットがそこまで荒れていないからなのか…。手応えと成績がかみ合ってないですね」。そんななかでの復調気配に、「構えた時の気持ち悪さが抜けてきたのでこのまま良くなってほしい。それがボクの願いです」と表情は明るかった。スコアだけを見れば、終盤17番のボギーは痛かったが、いいショットを打ち続けられた手応えの方が大きい。「17番はジャッジミスです。狙った通りに打ったのに、これで木に当たるんだって。ショットのミスじゃないので、あしたはもうちょっと高めに打ちます(笑)」。悔しさやいら立ちは、みじんも感じさせなかった。最終日最終組は今季3度目。「そろそろ勝ちたいですね、ホントに。ただ、そればっかりはやってみなくちゃ分からない。パッティングが入るかはその日次第なんで、調子が良くなってきたショットの感覚が続けばいいかなって感じでゴルフがしたい」。この日のドライビングディスタンスは312.98ヤードで、河本力、幡地隆寛に次ぐ3位。身長165センチの小さな飛ばし屋が、2024年「Sansan KBCオーガスタ」以来となる2年ぶりの4勝目を狙う。(文・田中宏治)