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今季3勝目の裏にあった女王の微調整 数字に表れた“0.何度”の変更【Vスタッツ】

2026/09/23 07:32

佐久間朱莉は飛距離で存在感を発揮した(撮影:米山聡明)

国内女子ツアー「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で神谷そらをプレーオフで下し、今季3勝目を果たした昨季の年間女王・佐久間朱莉。どのスタッツで強さを発揮したのか。大会の主要データとともに、その勝因を振り返る。 【写真】ビミョ~に変わっているんです 佐久間の愛用ドライバー 【住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 佐久間朱莉の主要スタッツ】・ドライビングディスタンス:249.167ヤード(6位)・フェアウェイキープ率:66.7%(21位T)・パーオン率:85.2%(8位T)・平均パット数:30回(19位T)ショット、グリーン上ともにスキのないゴルフを展開した佐久間だが、今大会では特に飛距離が目を引く。ショットの精度に目が行きがちだが、プロ入り後も毎年ドライビングディスタンス部門上位に顔を出すほどのパワーの持ち主。今季は248.99ヤードでツアー12位につけているが、今大会ではそれを上回る249.167ヤードを記録した。最近はドライバーのヒールヒットによるミスが増え、飛距離のロスにつながっていたという。そこで先週、“0.何度”単位でライ角を調整。その結果、芯で捉える確率も高まった。6番アイアンとウェッジのライ角も、わずかにフラットへ変更。パーオン率85.2%と高い数字を残し、チャンスを作り続けた。7月に投入したピンの『スコッツデール B63』も、変わらず佐久間の武器となっている。長らく課題としていたパッティングだが、信頼する一本を手にしたことで、グリーン上でも安定した数字を残すようになってきた。直近6試合はいずれもトップ20入りで、そのうち2勝。ポイントランキング1位に立つ桑木志帆とは600pt弱の差が開いているが、好調の波に乗る23歳が逆転女王に向けてアクセルを踏み込む。