前回大会ではタイマン勝負でシェフラーを撃破!(撮影:GettyImages)
<プレジデンツカップ 事前情報◇24日◇メダイナCC(米イリノイ州)◇7548ヤード・パー70>松山英樹が7大会連続7回目の対抗戦に向かう。米国選抜と欧州を除く世界選抜の戦いが、現地時間24日(木)に米国イリノイ州のメダイナGCで開幕する。
【写真】17年大会には、もう一人の“世界のヒデキ”も会場入り
世界選抜は世界ランキングを基準に6人を自動選出し、残りの6人はキャプテン推薦によって決まる。松山は2013年の初出場から連続出場。12大会連続12回目の参戦となるアダム・スコット(オーストラリア)とともにチームの中心を担ってきた。13年の初出場時は、4月のプロ転向直後。「全米オープン」で10位、「全英オープン」で6位といきなり世界トップの仲間入りを予感させる活躍で、チーム入りの権利を文句なく勝ち取った。当時21歳でチーム最年少。そんな松山はスコットと組んで4マッチをプレー。兄貴的な存在としてスコットが松山を引っ張った。初日は2マッチをプレーし、初戦のフォアボール引き分けに続き、フォアサムでは大会初勝利も挙げた。ところが2日目は2連敗、最終日のシングルス戦ではハンター・メイハンに敗れ、チームも3ポイントの差をつけられ敗戦。悔しさをにじませた。ちなみに同大会の開催地、ミュアフィールドビレッジGCは、翌年松山が米ツアー初優勝を果たした地。いわばリベンジを果たしたことになる。韓国で行われた15年大会では初戦こそ落としたが、ベ・サンムン(韓国)と組んだ2マッチで1勝1分けと勢いに乗ると、シングルス戦でも勝利。初めて勝ち越しを経験しチームに貢献したが、世界選抜は惜しくも1ポイント差で苦汁をなめた。翌16年からは、まさに松山英樹の時代だった。2月に「WMフェニックス・オープン」で優勝すると、秋には中国開催の世界ゴルフ選手権「WGC-HSBCチャンピオンズ」で優勝。17年2月にはフェニックスで連覇を果たし、8月にはまたも世界ゴルフ選手権の「WGC-ブリヂストン招待」を制覇。チームトップの世界ランキング3位で乗り込んだ。ところが初戦でリッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマス組に大敗を喫すると、波に乗れずに2戦目は引き分け。3戦目もトーマス、ダニエル・バーガー組に敗戦とポイントゲッターとしての活躍が期待されるなかで悔しさが募るばかり。チームも最終日を前に11ポイント差をつけられる状況で、シングルス戦ではトーマスに勝利。同年の「全米プロ」で競り負けた相手に一矢報いた。19年大会ではタイガー・ウッズ率いる米国チームを相手に2勝1敗1分け。ウッズ、トーマス組に敗れたが、しっかりと勝ち越した。22年大会は大きく負け越してチームも大差で米国に屈し、1998年大会以来の世界選抜勝利をまたしても逃す。そして最も印象的な試合といえば、前回24年大会。圧倒的な強さで世界ナンバー1として君臨するスコッティ・シェフラー(米国)をシングルス戦で下すなど、チームに活力を注いだ。とはいえ世界選抜は7ポイント差でまたしても米国越えを果たせずに終わる。これまで松山は27マッチに出場してきた。通算成績は9勝13敗5分け。ペア戦で、どちらかいいほうのスコアを採用するフォアボールでは通算3勝6敗2分け。二人交互に打つフォアサムでは2勝6敗1分けと負け越すが、シングルス戦では3勝1敗2分けとポイントゲッターとして活躍してきた。「今回もいいメンバーがそろったし、絶対勝ちたい」と強い気持ちで臨む一戦。これまでは日本勢一人での出場だったが、今回は久常涼が推薦でチーム入り。はじめて同郷のチームメイトと戦うことになる。「心強いというのもありますし、彼も今年はいいプレーをしているので、チームのために必要な選手」と、相乗効果で米国撃破をにらむ。【松山英樹の通算成績】2024年:2勝3敗2022年:1勝3敗1分け2019年:2勝1敗1分け2017年:1勝2敗1分け2015年:2勝1敗1分け2013年:1勝3敗1分け