浜崎未来が第2回リランキングを突破。今後はレギュラーを主戦場に据える(撮影:福田文平)
<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日◇27日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6600ヤード・パー72>「優勝を目指したのと、リランキングを突破したいという気持ちがあったけど、昨日までいいイメージではプレーができなくて…」
【写真】神谷そらとのかっこいいワンシーン
プロ6年目の26歳・浜崎未来は、悔しさと安堵感の入り混じるラウンドを終えた。首位と3打差の4位からスタートした最終日は「72」と伸ばせず、初優勝には手が届かなかった。「チャンスにつく回数が少なくなった。優勝するには4アンダー、5アンダーを出さないといけないし、そこが今後の課題」。それでも自己最高の6位に入った。そして、この結果によってスケジュールにもいい変化がもたらされる。今大会後には、非シード選手を対象にシーズン中の優先出場順位を入れ替える「第2回リランキング」が行われた。29位で臨んだリランキングは24位まで上昇。これは一部の試合を除く終盤戦で、レギュラーツアーへのフル出場が見込める位置だ。今季はQT70位で開幕。そのためレギュラーツアー12試合に加え、下部のステップ・アップ・ツアーにも11試合出場してきた。ステップでは優勝こそないが、2度の2位を含むトップ10入り6試合と安定した成績を残し、現在は同ツアーの賞金ランキングで2位につけている。シーズン終了時点で賞金ランキング1、2位の選手には来季のレギュラーツアー前半戦出場権が与えられるため、それを得るチャンスも大きい。だが、リランキングを突破したことで、秋の主戦場はレギュラーツアーを選ぶことを決めている。日程を見て下部ツアーに出ることも考えているが、「自分の力不足を感じたので、リランキングを突破できてよかったです」と、厳しい環境で腕を磨いていく。QTは70位。6月に行われた第1回リランキングでも優先出場順位は60位だったが、その後「大東建託・いい部屋ネットレディス」9位、「ソニー 日本女子プロ選手権」13位など、コンスタントにポイントを積み上げ、今回の6位で24位まで上昇した。「最後のリランキング(第2回突破)は厳しいかなと思ってたけど、選手権がよくて、そこ(突破)が見えていたのでよかった」。この制度を最大限に生かし、チャンスをつかんだ。現在のメルセデス・ランキングは71位。ここからは同50位以内に入ってシードを獲得するなど、来季の出場権を懸けた争いをレギュラーツアーで繰り広げる。ただ、目指すのはその上。「優勝したい。勝てばシードも取れるので。優勝できる選手にならないとって、きょう感じました」。来週は予選会を通過した「日本女子オープン」に出場。さらなる“成り上がり”を目指していく。(文・間宮輝憲)