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基準が異なるシャフトの調子もこれでスッキリ! 最新45モデルを“統一基準”で分類してみた

2026/09/28 18:00

最新シャフト45モデルを統一基準で分類!(撮影:米山聡明)

今年も人気メーカーから続々と新シャフトが発売されているが、そもそもシャフトを変えると何が変わるのか? 人気フィッターの吉川仁は「最も実感しやすいのはヘッドスピードが上がることです」と語る。ただし、シャフトは種類が豊富な上に、メーカーによって硬さや調子の基準が異なるため選ぶのが難しい。そこで今回は、自分に合うシャフトの選び方と、最新シャフト45モデルを独自分類した結果を紹介する。 【診断】飛距離アップできる相性抜群のシャフトが見つかる! YES・NOチャートでお手軽診断 ◇ ◇ ◇近年、大手メーカーが力を入れているのが【全体しなり】です。振動数が200~220cpmとしなりは大きいものの、先端を硬くしたり、トルクを抑えたりすることで暴れにくいシャフトになっています。HS30m/s台の人でもしなりを感じやすく、簡単にヘッドスピードを上げられるのが特徴です。ただし、【全体しなり】は全員に合うわけではありません。元々、方向性が安定していて、高慣性モーメントのヘッドを使っているゴルファーは【先しなり】と相性がいい。また、純正シャフトが上手く打てる人は【中しなり】がマッチする傾向にあります。逆に純正シャフトが合わないパワーヒッターで弾道が高いタイプの場合、【元しなり】にすることで中弾道・ロースピンの飛びが良いでしょうただし、注意したいのが、例えば同じ「先調子」のシャフトだとしてもメーカーによって基準が違うということ。A社の先調子が合っていても、B社の先調子が必ず合うとは限らないんです。そこで今回は45本のシャフトの振動数と5点剛性を計測。その数値を基に【全体しなり】【先しなり】【中しなり】【元しなり】の4種類に分類しました。統一した基準で分けているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。【全体しなり】振動数200~220cpmのモデルが多く、ヘッドスピード30m/s台でもしなりを感じやすいシャフト。手元から先端までシャフト全体がしなることでヘッドスピードが上がる。フジクラ『スピーダーブースト』フジクラ『スピーダー NX バイオレット』日本シャフト『バルカヌス』USTマミヤ『アッタススピード』三菱ケミカル『ディアマナ スティンガー』三菱ケミカル『バンキッシュVV』グラファイトデザイン『ツアーAD Lia』ニュートン『モーション』ニュートン『ファストモーション』オートフレックス『ジョイ365』【先しなり】手元が硬めで、中間から先端が軟らかくなっているシャフト。いわゆる「赤系」の先調子、先中調子が多い。リストターンを上手く使ったスイングとの相性がいい。フジクラ『スピーダー NX ホワイト』フジクラ『24ベンタス レッド』USTマミヤ『LIN-Q パワーコア レッド』USTマミヤ『アッタス RX サンライズレッド』三菱ケミカル『ディアマナ RB』TPT『パワーレンジ Hi』TPT『ニトロレンジ Hi』ネクスジェン『SS レッド』ワクチンコンボ『GR38』アーチシャフト『Natural 9 CELESTE』【中しなり】極端に剛性の高いポイントがなく、オーソドックスなしなり方をするシャフト。つかまり、しなり、弾道のバランスが良く、最も万人向き。フジクラ『スピーダー NX ゴールド』フジクラ『24ベンタスブルー』日本シャフト『N.S.プロ レジオフォーミュラMB+』日本シャフト『N.S.プロ レジオフォーミュラM+』USTマミヤ『アッタス RX ピュアブルー』USTマミヤ『LIN-Q パワーコアブルー』三菱ケミカル『テンセイ 1Kプロ オレンジ RIP+』三菱ケミカル『テンセイ プロ ブルー 1K』三菱ケミカル『ディアマナ BB』グラファイトデザイン『ツアーAD EK』グラファイトデザイン『ツアーAD FI』グラファイトデザイン『ツアーAD GC』エストリックス『IGNOVA BX』TPT『ニトロレンジ Lo』ネクスジェン『TS ブルー』【元しなり】振動数250cpm以上のハードなモデルが揃っている。中間から先端にかけて硬さがあり、手元のしなりでタイミングを取る人向き。フジクラ『26ベンタスTRブルー』フジクラ『24ベンタス ブラック』日本シャフト『N.S.プロ レジオフォーミュラB+』USTマミヤ『LIN-Q パワーコア ホワイト』USTマミヤ『アッタス RX ウルトラブラック』三菱ケミカル『テンセイ プロブラック 1K コア』三菱ケミカル『ディアマナ WB』グラファイトデザイン『ツアーAD VF』TPT『パワーレンジ Lo』トゥルーテンパー『プロジェクトX ハザーダス GEN5 ブラック』■試打・解説 吉川 仁よしかわ・じん/大手シャフトメーカーでのフィッター経験を経て独立。現在は「4plus FITTING LABO」を主宰するカリスマフィッター