大西魁斗が国内男子ツアー2勝目!その使用ギアは?
「リシャール・ミル チャリティ」で国内2勝目を飾った大西魁斗。9歳から米国仕込みのゴルフを身につけた彼の平均飛距離は295yd(22位)。だが、『Dynamic Gold(DG)105』という、海外女子選手が主に使う重量帯をアイアンからウェッジまで使用する。似た事例はあるのか? 世界のツアーで使用率の高い、トゥルーテンパー広報に聞いた。
【画像】大西魁斗の使用クラブを1本ずつ見る
一般的な男子選手のアイアンシャフトは120g?130g台の『ダイナミックゴールド(S200/X100)』や『N.S.PRO MODUS?』シリーズが主流だ。100g台の軽量シャフトを力強いスイングの男子選手がウェッジまで採用するのは、常識外れに見える。 ■『DG105』を下まで使うのは「大西ただ一人」 まず「他に『DG105』を使う男子選手はいるか?」を聞くと、ダレルサーベイ調べのデータや現地ツアーレップ情報から「日本・海外の男子ツアーで90?105g帯の『DG105』を使うのは大西プロ以外にいません」との回答。
ただし、同社の調査データ(PGAツアー、Korn Ferry、JGTO)によると、軽量化モデルとして『DG 120』の選手は多数いた。(PGAツアーはB・ホーシェルやD・マッカーシーなど11名、Korn FerryツアーはJ・ブラムレットなど7名、JGTOはS・ノリスや山本大雅など4名) また、スチールとカーボンを融合作『SteelFiber i110』を選ぶ選手もB・ガーネットや片山晋呉をはじめ日米で一定数存在し、ロングアイアン(4I・5I)限定で『SteelFiber i95cw』を入れる選手(片岡尚之や稲森佑貴など)もいる。が「ウェッジまでDG105」は大西一人のよう。 ■HSが速くても先が硬くて暴れない 一般的にハードヒッターが軽量を使うと「しなりすぎて暴れる」「吹き上がって距離感が狂う」と言われる。なぜ大西は『DG105』でも正確に打てるのか? 同社は「DG特有の『先端剛性の高さ』があるため、軽量化されたDG105でもインパクト時に先端がブレない構造になっています」と言う。
シリーズ最大の強み「先端の高剛性」は軽量『DG105』にも受け継がれ、最も硬い『X100』のためHSが速くでもコントロール性が得られるとか。加えて、「大西選手は『DG105』を昔から愛用し続けています」と、使い慣れが最大要因になる。 米国ジュニア時代から体も技術も成長する中で、安易にシャフトを重くせず16歳から変わらず『DG105』に慣れ親しんできた大西。鋭いスイングと「パー3のバーディ率3位/リカバリー率8位」の背景には、不変のシャフトの存在も大きそうだ。 【大西魁斗の優勝ギア】 1W:タイトリスト TSi3(10° ベンタスブラック6X) 3W:タイトリスト GTS3(15° TOUR AD XC-7TX) 3,4I:タイトリスト T200(TOUR AD DI-105X) 5I?PW:タイトリスト T100(DG105 X100) 50,56,60°:ボーケイSM10(DG105 X100) PT:オデッセイ Ai-ONE CRUISER #7 BALL:タイトリスト Pro V1x