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最終プロテスト合格目指す21歳が挑む初の女子OP 開幕前日に海外メジャー女王と驚きラウンド「お手本を見ました」

2026/10/01 07:44

プロテスト合格を目指す21歳が初めての日本女子オープンに挑む。(撮影:鈴木祥)

<日本女子オープン 事前情報◇30日◇宝塚ゴルフ倶楽部 旧コース(兵庫県)◇6185ヤード・パー70>11月3~6日に行われるJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)最終プロテストを受ける選手にとって、この日本一決定戦はなによりの腕試しの場になる。21歳の塩路千尋も、そのひとり。予選会を通過し、初めて出場する日本女子オープン開幕前には、うれしいサプライズもあった。 【写真】サンリオのぬいぐるみを存分にモフる塩路千尋 「きょうの練習ラウンドで古江彩佳さんと一緒に回らせてもらって、すごく勉強になりました」。塩路にとっては「たまたま」のできごと。開幕前日の30日朝、スタートの10番ティに行くと、2024年の「アムンディ・エビアン選手権」など日米通算10勝を誇る実力者がやってきて「ビックリしました」と目を丸くした。イン9ホールのみの同組ラウンドだったが、勉強の時間になった。「ショットも自分が理想とするところにすべて飛んでいく感じで、練習ラウンドの仕方や、どんなところからアプローチするのかを見てました」。その所作のひとつひとつを目で盗み、自らのなかに蓄えた。「キレイなドローボールで、お手本を見せてもらえました」。その光景は今後に生きるものだ。今年が3度目のプロテスト挑戦。昨年も最終まで進んだが、合格まで2打及ばずに涙をのんだ。第2次予選から参加する今年は滋賀カントリー倶楽部(滋賀県)で行われたC地区を29位で通過。静ヒルズカントリークラブ(茨城県)で行われる最終にコマを進めた。「テストまでにマネジメントも課題ですけど、きょうはプロの球の飛び方を見て、音とかもすごかった。マネしたいって思います」。近畿大を「休学」して歩んでいるツアープロへの道。「プロテストよりもすごい雰囲気なので、出られてすごくよかった」と、この女子オープンでも、いろいろなものを吸収していく。身長は151センチと小柄で、ドライバーの平均飛距離は「230ヤード弱」。プレースタイルは「アプローチ、パターのショートゲームで拾っていく」ゴルフと話す。ガマンする場面が続くメジャーで、それは大事な能力でもある。「女子オープンではローアマになれるように。プロテストは上位で合格したいです」。ギャラリーが入った練習ラウンドでは、アマチュアながらサインを求める人たちが列を作る姿も見かけた。人気プロの卵が、日本一の舞台を成長につなげる。(文・間宮輝憲)