この日5つ伸ばす爆発力を見せた益田(撮影:戸村功臣)
<CR?ATION DREAM CUP 最終日(2日間競技)◇7日◇葉山国際カンツリー倶楽部・ダイヤモンドコース(神奈川)◇6,135ヤード・パー72> 「78」の翌日は「67」。初日から11打スコアを縮めた益田世梨はトータル1オーバーの27位タイでフィニッシュした。今大会を含め、10月は今大会を含め、4試合が開催されるが、益田とってはこれが最終プロテスト前の最後のネクヒロ。ビッグスコアをマークしたいい流れで合格をつかみ取る。
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スコアが大きく変わった要因は風だった。「初日は今日よりも風が強くて、横風への対応力がなさ過ぎて、あんなに打っちゃいました。ショットの調子自体は悪くなかったんですけど、左風がとにかく苦手で…」。風が穏やかだった最終日は一転して、ショットの好調をしっかりスコアに結びつけた。 雨、風を以前から苦手にしている。「雨や風に勝とうと力んでしまうんですよね。雨の日はだいぶいつもの力感で打てるようになったんですけど、風だけは今でも力んでしまう。悪くても、2オーバー、3オーバーぐらいで抑えられるように練習します」。最終プロテストに向けて、風対策が喫緊の課題として浮かび上がった。 昨年、東北福祉大を卒業し、現在は広島の実家に戻って練習を続けている。「たまにキャディのバイトをして、それ以外は練習場か、ジムか、ラウンドか。周りに同年代で競技ゴルフをやっている人がいなくて、家族もゴルフをしないので、ラウンドは祖父と一緒に行ったりしています」。ネクヒロは同じプロテスト合格を目指す選手とプレーできる貴重な機会になっている。 全英女王となった桑木志帆とは岡山理科大学附属高で同級生だった。「1年生の時は志帆の調子が良くて、2年では私がガーっと行って、3年の時は志帆がって感じでした」。ライバルとして切磋琢磨した仲だが、今は大きく差を広げられている。 「私が大学に行っている間に超一流になってしまいましたね。志帆は何度も優勝していて、毎回“おめでとう”“ありがとう”ってやり取りをしているんですけど、そろそろ、私もおめでとうって連絡をもらう側になりたいです」。オフには毎年、ゴルフ部の同期で集まっており、今年こそプロテスト合格を報告するつもりだ。 かつてのライバルは今では目指すべき目標にもなっている。「志帆が見ている人を楽しませるプレーをしているので、私も見ていて楽しいプレーがしたいと思っています。志帆みたいになりたいです」。再び切磋琢磨する日を夢見て、2年ぶり2度目の最終プロテストに挑む。※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。