次世代の『プロV1・プロV1x』がベールを脱いだ(撮影:米山聡明)
日本開催のPGAツアー「ベイカレント・クラシック」の会場で、次世代の『プロV1・プロV1x』がベールを脱いだ。史上初めて米国外、しかも日本のツアー会場からグローバルローンチがスタート。プロトタイプの証である白箱に収められたボールが、ツアープロたちの手元に渡った。
【写真】箱すらレア! ホワイトボックスに入ったニューボール
日本ツアー組でいち早く投入を決めたのは、現在日本ツアーのポイントランキングで6位につける米澤蓮だ。ボール担当者いわく、米澤が即投入するのは珍しく、「一番替えないと思っていた選手が替えたので驚きです」と目を丸くしていた。新製品が出ても何度もテストを重ね、ようやく投入するという慎重派だが、このニューボールは何が刺さったのか。「ショートゲームでスピンが入ってくれるのに、アゲンストでのショットでめくれない。今までより横風に強いですね」『プロV1x』は、ロングゲームではスピンを抑えつつ、アイアンやウェッジなどのショートゲームでは『プロV1』よりもややスピン量が多い設計。新ボールは、その性能を正統進化させているようで、違和感なくスイッチした。海外勢では、キャリアのほとんどをタイトリストのボールで過ごしてきたジャスティン・トーマス(米国)は、「求めるすべてのチェックボックスを満たしてくれている」と評価。ジョーダン・スピース(米国)も「この数週間でテストしていて、今週、新しいV1を使ってみようと思っている」と話している。デザインについては、大きく変わらないものの、サイドスタンプがマイナーチェンジされた。従来はロゴの両端に矢印が付いたラインだったが、新モデルは大小の矢印で表現されている。ツアー担当者は“白箱”を手に、プロからのフィードバックを集めていた。「即投入はしない」タイプという米澤が、いきなり実戦投入。我々アマチュアにとっても、その性能は気になるところだ。(文・齊藤啓介)