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松山英樹らから「すごい衝撃」 三ヶ島かなが2日間の“ベイカレント詣”でつかんだきっかけ 

2026/10/10 17:45

久しぶりの三ヶ島スマイル(撮影:佐々木啓)

<スタンレーレディスホンダ 2日目◇10日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6530ヤード・パー72>横浜で見たPGAツアー選手の動きは、学びの宝庫だった。「すごい衝撃を受けながら、絶対に取り入れたい、いい発見もたくさん見つかりました」。三ヶ島かなは、今週の月曜日と木曜日に日本開催の米ツアー『ベイカレント・クラシック』の会場を訪れたことが、トータル7アンダー・6位タイと上位につけるきっかけになったと話した。 【写真】まるで京都のパンフレット 着物姿の三ヶ島かな 練習日だった月曜日は、打撃練習場と練習グリーンを往復。座りながら、3時間ほど選手たちの動きに目をこらした。「いろいろな練習法があったし、いいイメージが出ました。さっそく実践しようと思ってやっています」。具体的なメニューなどは「企業秘密です」と言って笑ったが、一番の衝撃は、選手たちの試合中のルーティンにあった。「私がついた選手は、みんな(パッティング前に)素振りをしないんですよ。“えっ”って思ったんですけど、それくらいシンプルに考えないといけないんだろうなって。あれこれ考え過ぎてましたね。『シンプルに』って考えていたら、昔みたいなプレーができました」2021年に「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でメジャー優勝を果たしているが、23年にシードを喪失して以降、メルセデス・ランキング50位以内に入ることができていない。MR71位で終えた昨年末には、QTを受けずにリコーカップで得た3年間の複数年シード行使を宣言。今季から、その資格で戦っている。ただ、前戦までの25試合でトップ10入りはなく、予選落ちも13回と苦しい時期をすごしてきた。素振りに関しては、「やめようと思ったんですけど、初日にいきなり渋いパーパットから始まっちゃって」と勇気が出ずに継続しているが、回数を減らすことを心がけている。試合は主に松山英樹の組をメーンに見学。初日の最終18番では、松山が下りの10メートルを沈めて、この日一番の大歓声を浴びたが、もちろんそれも目に焼き付けた。「いろんなものを見ることができていい刺激でした」と技を磨き、心を満たして、今、自分のプレーに集中している。今の状態については「戻れそうで戻れない。あと1個のピースってなんだろう」と、模索を続けている。首位と4打差で迎える最終日。あの興奮の光景が、そのラストピースになっている可能性だって十分にある。(文・間宮輝憲)