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『湘南乃風』が日本開催の米ツアーを熱気に包む「ゴルフへの愛、リスペクトを」【男子ツアーのヒトネタ!】

2026/10/11 07:11

湘南乃風がライブで会場を盛り上げた(撮影:米山聡明)

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は米国男子ツアー「ベイカレントクラシック」が行われている横浜カントリークラブ(神奈川県)から。 【写真】湘南乃風×ベイカレントクラシック コラボタオルがイケてる! ◇10月8日から、日本で米国男子ツアーが開催されている。大会2日目の金曜日と3日目の土曜日には、ゴルフの試合以外でも大会を盛り上げる特別なイベントが行われた。9日(金)には、午後5時30分から神奈川県出身の4人組レゲエグループ『湘南乃風』のライブを開催。生歌を楽しもうと大勢のファンが集結した。披露されたのは「冒険者」、「Joker」(冒頭部分のみ)、「爆音Breakers」、「Born to be WILD」、「黄金魂」、「純恋歌」、「睡蓮花」の6曲。会場は大いに盛り上がった。ゴルフ好きとして知られるRED RICE(レッドライス)さんは、ライブ中に「大会が開催されて、そこに俺の大好きな仲間と立てていること、本当に誇りに思うし、ほんとに感謝しています。きょうこのイベントをやってくれてほんとにありがとうございます。こんな素晴らしい大会で(ライブを)やるだけでもすごいのに、最後に俺らみたいなもんに音楽を添えさせていただいて、常に新たな挑戦をし続けるその姿勢に、本当にゴルフへの愛、リスペクトを感じてまいす」と、感謝とゴルフへの思いを語った。ライブが始まる前には、実際に世界トッププレーヤーたちのプレーを観戦していたという。盛り上がる会場を前に、「日本でもゴルフの大会にもっと人が来れるように、素晴らしさを伝えられるように、本当に楽しいってことを1人でも多く伝えられるように。そういう愛をきょう、感じた1日でした。朝から一日、ここに来られてほんとに光栄でした」と、熱い思いを口にした。ゴルフ観戦に訪れた人など、さまざまな年代の観客がライブに参加。湘南乃風のライブではおなじみのタオル回しも飛び出し、会場は熱気に包まれた。 PGAツアーのアジア太平洋地域社長を務めるクリス・リー氏は、今回のようなイベントを企画した理由について、「スポンサーのベイカレント様と協議し、熱心なコアファンだけでなく、これまでゴルフに触れる機会のなかった層を会場に呼び込み、ゴルフの素晴らしさに触れてもらう戦略をとりました」と説明した。同ツアーでは今大会のほか、「ザ・プレーヤーズ選手権」、「アメリカン・エキスプレス」、「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」などでも音楽コンサートを開催。「多くの大会で音楽コンサートが恒例となっています」といい、ゴルフに加えて楽しめるエンターテインメントを用意しているという。今回、湘南乃風を起用した理由については、「横浜との深い縁があること、そしてメンバーのRED RICEさんが大のゴルフファンであり、ゴルフに対する本物の情熱を持っていらっしゃる。単なるタレントではなく、ゴルフを愛するアーティストをお迎えしたいという思いが合致しました」と話した。さらに、10日(土)には花火大会も開催。秋の夜空に広がる色とりどりの光が、会場を彩った。 こうしたイベントを通じて、ゴルフトーナメントの魅力を発信する一方、もちろん主役は選手たちの奮闘だ。この3日間は、松山英樹の組だけでなく、前年覇者のザンダー・シャウフェレ(米国)やアダム・スコット(オーストラリア)らの組にも多くのギャラリーが帯同した。クリス・リー氏は、今大会の集客についても手応えを口にする。「ファンの皆様の熱いご支援に深く感謝いたします。すでに昨年の動員実績を上回っていますが、我々の目標はさらに高いところにあります。現状に甘んじることなく、『日本のゴルフ史上、毎年最も多くの観客を集める大会にする』という長期目標を掲げ、世界最高峰のゴルフとエンターテインメントを提供し続けます」。アジアで唯一開催される米国男子ツアーを、日本で行う意味。その一つが、ゴルフファンだけでなく、これまでゴルフに触れる機会がなかった人たちにも、その魅力を届けることにある。ゴルフ界を盛り上げたいというPGAツアーの思いと、それに賛同する湘南乃風のゴルフ愛。コースで繰り広げられる世界最高峰のプレーに、音楽や花火といった楽しみが加わることで、トーナメントの新たな可能性が広がっていた。(文・高木彩音)