自己ベストタイ「65」。笑顔でホールアウトする都玲華(撮影:佐々木啓)
<スタンレーレディスホンダ 最終日◇11日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6530ヤード・パー72>今年2月に大会を主催するスタンレー電気とスポンサー契約を結び、初めてホステスプロとして臨んだ都玲華は、自己ベストタイとなる「65」のラウンドを終えて笑顔も弾ける。
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「きのう、谷拓さん(コーチを務める谷口拓也)と父と3人で電話している時に『7つ(7アンダー)行ってきます!』とか冗談で言っていたら本当に出せてうれしいですね」。“有言実行”の活躍だった。奪ったバーディは6つで、後半3番パー5ではイーグルの“おまけ付き”。「最近、パッとしなかったので、コツコツやってきたことがつながったのがうれしい」と、胸をなでおろす結果でもあった。殊勲に挙げるのが、今週替えた2つのクラブ。ドライバー(1W)を契約先のスリクソンの2026年モデル『ZXi RKT MAX』に、そしてパターもオデッセイの「TRTL」にチェンジした。1Wは谷口に勧められ、今週になって初打ち。「めちゃくちゃ安定するし、飛ぶし、思い切り振れる。セカンドショット以降も自信を持って振れるようになったのが大きい。一発目からよかった。距離も飛んでいた時くらいまで戻った」と、その効果について目を見開いて説明する。TRTLも今週、初テストを行い、即投入した。「思い通りに転がる。ボールが跳ねないし、芝にまとわりつきながら進むイメージ。初めての感覚でしたね」と、これも絶賛する。イーグルを奪った3番も、その2本が仕事をした。ティショットはフェアウェイのど真ん中をヒット。残り233ヤードから3Wで2オンすると、手前5メートルのイーグルパットがカップインした。「乗って(2オンして)イーグルはほとんど初めてな気がする」。クラブ変更は、好スコアにつながる決断だった。トータル9アンダーの12位で、メルセデス・ランキングも大会前の61位から55位に浮上。2年連続のシード入りにも前進した。今年からポイント配分が高い4日間大会になった「富士通レディース」も来週に控えている。「ポイントの面で気合を入れてやりたい」とランク50位以内を視野に入れる。最終日は初日に続きスタンレーカラーのオレンジ色のウェアでプレーした。春にウェアを受け取った時から、この大会で着ようと温存していたものだ。「最近はあまり調子もよくなかったけど、社長のことを尊敬していますし、みなさんと話していくなかでパワーがみなぎりました」。チーム・スタンレー勢の初優勝は来年以降にお預けになったが、都にとって勝負の終盤戦、そしてその1年後につながる最終日になった。(文・間宮輝憲)