2年連続でベストアマに輝いた岩永杏奈(撮影:佐々木啓)
<スタンレーレディスホンダ 最終日◇11日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6530ヤード・パー72>昨年大会で9位に入りローアマチュアに輝いたアマチュアの岩永杏奈(大阪桐蔭高3年)が、2年連続でアマチュア1位に輝いた。ショット面は「グリーンを外す回数も少なかった」と納得だが、「2、3メートルのバーディパットや1メートル前後のパーパットのミスが多く出てもったいなかった」と、トータル7アンダー・15位タイという成績には収穫と課題が入り混じる。
【写真】ちょっと雰囲気違う? 岩永杏奈&梨花姉妹
3日間トータルのパーオン率は79.6%(43/54)で、全体7位タイ。一方、パット数は30で、ここが悔やまれる部分だ。それでも「きのうまでがあまりに入らなかったので、調整したらだいぶバーディパットも入った」と、いい兆しも感じ取った。「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」から4週連続でプロトーナメントに出場。そしてこのスタンレーがアマチュア大会も通じて最終プロテスト(11月3~6日/茨城・静ヒルズCC)前、最後の試合になった。そこへの意識は「まだそんなに」と言うが、残り1カ月を切り、準備も本格化してくる。課題については「パターと、UTが先々週あたりからブレが大きいので、そこをコントロールできるように」と話す。岩永は、日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームのメンバーなどの資格で、プロテストは1次、2次が免除。最終テストが、ぶっつけ本番になる。だが、すでに会場は下見済み。4月、9月に回り、スタンレー翌週にはナショナルチームの合宿を現地で行うなど、万全の準備で臨む。さらにスタンレーの会場では勇気が出る言葉もかけられた。開幕前には明愛・千怜の岩井姉妹と、岩永の妹・梨花の4人で練習ラウンド。その時に明愛から「いつも通りやれば大丈夫」とエールが送られた。結果的にその明愛が大会を制したが、「勉強になりました」とプレーにもいい影響をもたらしそうだ。8月に行われた「全米女子アマ」での2位や、「日本女子オープン」で自身2度目となるローアマに輝くなど、自信も植えつけて本番に向かう。「今のショットを維持できるようスイングを固めたい。あとはパターでの小さいミスを無くせるように」と一発合格を目指していく。(文・間宮輝憲)