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「全然違うことを改めて感じた」 日本の年間王者目指す28歳が見た“PGAツアーの風景”

2026/10/12 09:21

23位に入った砂川公佑。さらなる自信を胸に日本オープンへ挑む(撮影:米山聡明)

<ベイカレントクラシック 最終日◇11日◇横浜CC(神奈川県)◇7322ヤード・パー71>自身初の米ツアーに出場した国内ツアー通算1勝の砂川公佑は、17位タイからトップ10入りを目指して最終日に臨んだ。砂川が意識するプレースタイルは、状況に応じて攻めと守りを使い分ける「メリハリ」。そのなかで、この日は「攻め」をより強く意識して戦った。 【写真】砂川は“クモ使い”! 初Vに導いた愛用パター 結果は6バーディ・5ボギーの「70」。上がり2ホールでは連続ボギーを喫し、トータル8アンダー・23位タイと目標には届かず「最後のホールで(スコアを)伸ばしていかないと、今後の自分のゴルフにつながらないと思う」と課題を挙げる。この日は、メジャー3勝を含む米ツアー通算13勝のジョーダン・スピース(米国)と同組でプレー。「自分のプレーに集中していたんですけど、せっかくなので少しでも勉強したい」と、目を光らせた。刺激を受けたのが、グリーン周りのアプローチ。「そこにワンクッション入れるんだ。とか、その番手を使うんだ、とか。あまり見ないイメージで打っていて、すごく参考になりました」。技術だけでなく、状況に応じた発想も学び、「イメージが残っている間に、同じようなシチュエーションを作って、遊びながらやりたい。いい経験でした」とうなずいた。練習場から“発見”の連続だ。スピース以外にも、米通算10勝のザンダー・シャウフェレ、同7勝のコリン・モリカワ(ともに米国)ら、世界のトッププレーヤーが集結。その光景は新鮮だ。「全然違うことを改めて感じた。みんな、しっかり振り切って、球を作っている。少しずつ、自分のなかでアップデートしていきたい」。世界トップから得た気づきは今後の成長につながる。4日間のスタッツを見ると、フェアウェイキープ率は75%(45/60)で27位タイ、ドライバーの平均飛距離は285.70ヤードで65位タイ、パーオン率は54.17%(39/72)で72位。一方、パーオンホールの平均パット数は1.62で5位と、グリーン上で存在感を示した。パッティングでは、練習日から米ツアー通算16勝のジャスティン・トーマスが取り入れていた練習方法が参考になった。最終18番グリーンでは、大勢のギャラリーに迎えられた。その光景は、「なかなか日本ではない」と新鮮だ。「優勝争いをしているときにいいショットを打ちたい。チャンスが来たときに(そのなかで)しっかり打てるように練習したい」。目に入ってくるものすべてが刺激になる。技術面に加え、世界のトップ選手の考え方やプレッシャーのかかる舞台の雰囲気まで、多くの収穫を得た米ツアーでの4日間。目標に掲げる国内ツアーの「年間王者」に向け、さらなる成長を目指す。(文・高木彩音)