スイングで大事にしているのは、“柔らかく強く叩く”動き
日本ドラコン選手権を4連覇した元ドラコンクイーンで、現在はプロテスト合格を目指している、最長395ヤードを飛ばす長谷川円香。飛ばすための“原理原則”を教えてくれた。
【連続写真】右腕を柔らかく使ってタメから一気にリリース 長谷川円香の300ヤードスイング
◇ ◇ ◇今は飛ばすことよりも方向性を重視していますが、それでも他の選手より飛距離が出るのが私の武器です。スイングで大事にしているのは、“柔らかく強く叩く”動きです。ものを強く叩こうとするとき、腕をピンと張ったまま叩くよりも、腕をムチのようにしならせて叩いた方が、インパクトで力が入ります。クラブを持っても同じです。腕をムチのように振ることでタメができ、ヘッドが走ってくれます。実際に腕を振るときに意識してほしいのが、右大胸筋上部(胸の右上部分)です。腕を振ると聞くと、前腕に力が入りがちですが、それが力みにつながり、アーリーリリースや突っ込みを誘発します。力を入れるのは大胸筋上部。ここを支点にして叩きましょう。ウェッジを2本か3本、右手で持ち、左手で右大胸筋上部に触れながら片手で素振りをすると、この感覚を養えます。トレーニング効果も高いのでオススメです。また、インパクトバッグがあれば、クラブを逆さに持ち、インパクトバッグを叩くドリルも効果的。腕をムチのように使うイメージだと、自然とコックが入り、タメもできるので速く、強く叩けます。また、ヘッドスピードもミート率も高められるのが、50球の連続打ちです。アプローチ程度の振り幅から徐々にスイングを大きくし、最後の5球はマン振りする練習方法です。小さい振り幅では芯に当てることを意識します。最後の5球はかなり疲労がたまっていますが、自分の悪いクセが最も出るので、ミスの傾向も見えてきます。続けることでトレーニングにもなり、ヘッドスピードも上がりますよ。
■長谷川円香はせがわ・まどか/2002年生まれ、秋田県出身。身長172cm。恵まれた体格を生かして日本ドラコン選手権を4連覇し、最長飛距離は395ヤード。現在はドラコン競技から卒業し、JLPGAプロテスト合格を目指している。