<ベイカレント・クラシック 最終日◇11日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7385ヤード・パー71>
【画像】ブレナンが250yd飛ばす『GTS3』の7W
PGAツアー「ベイカレント・クラシック」の最終日。首位から出たマイケル・ブレナン(米国)が「68」で回り、トータル16アンダーで1打差を逃げ切り優勝。昨年10月の「バンク・オブ・ユタ選手権」、今年8月の「ウィンダム選手権」に続き、12カ月以内でツアー通算3勝目を挙げた。 ブレナンと言えば、ツアー3位(平均327ヤード)の豪打が魅力で、3勝全てで不変の『GT3』ドライバーがこの日も炸裂。最終日の1番で373ヤード、勝負どころの17番でも353ヤードと、カットフェードで安全に長距離を放つ。ところが、今大会は印象が異なり、最終日は全てフェアウェイを捉える「圧倒的なFWキープ率」を見せた。
理由は、距離感のつかみにくい日本のゾイシア芝(コーライ芝)のラフを警戒して、今週は1Wを多用せず保守的なゲームプランを選択したから。「このコースではフェアウェイキープが重要。ゾイシアのラフはボールの距離感がつかみづらいので、フェアウェイからのショットでコントロールすることを最優先した」と振り返る。 そのマネジメントを支えたのが、充実のFWだ。ブレナンは狭いティショットでは1Wを封印し、未発表のプロトタイプ『GTS』の3W(15°)で285~300ヤード、『GTS3』の7W(21°)で240~250ヤード前後に刻むホールを半数強に増やした。 「この3Wはスピン量が安定していてトウ側に当たっても飛びすぎず、ヒール側に当たってもスピンが増えすぎずに比較的安定しています。私は右へのミスの方が合っていて、長いクラブでは普段カット(フェード)を打つので、左に行かない安心感があれば、思い切って強く振ることができるんです。 7Wと3Iを使い分けていますが、今週は7Wをかなり使った気がします。普段は深いラフや、パー5の2打目で使うことが多いクラブですが、珍しくティショットでたくさん使いました。保守的にプレーしたいときや最終日の重圧がかかる場面で7Wを使いましたが、どれも完璧な当たりでした」(ブレナン)
今年5月から投入している3Wと7Wには同じプロジェクトX『TITAN Yellow 80 TX』を装着し、FWキープ率「91.67%(55/60)」で堂々のフィールド1位を記録。ボギー数を4日間でわずか4個(1位T)に抑え込む完璧なマネジメントを披露した。 また、今大会ではタイトリストの次世代ボール『2027 プロV1・プロV1x』のグローバル検証がスタートし、多くの選手が実戦投入(B・ハーマンが4位タイ、米澤蓮が9位タイ)。ブレナン自身は愛用する現行『Pro V1』を手にして「ロングアイアンやドライバーでの余分なスピンを抑えつつ、グリーン周りでは打感が柔らかくボールを食いつかせてくれる」と絶賛する。
なお、クラブセッティングはパターを除くウッド・アイアン・ウェッジの13本すべてでトゥルーテンパー製のシャフト(HZRDUS、Project X、Dynamic Gold)が装着されており、ハードヒッターの精度の根幹を支えている。 【マイケル・ブレナンの使用ギア】※全てタイトリスト1W:GT3(9.0°Project X HZRDUS Smoke Blue RDX 70 TX)3W:GTS3 Prototype(15°Project X Titan Yellow 80 TX)7W:GTS(21°Project X Titan Yellow 80 TX)4I~5I:T100(Project X 6.5)6I~9I:620 CB(Project X 6.5)W:SM11(46.10F/50.12F/54.10/60.08M DG Tour Issue S400)PT:スコッティ・キャメロン GOLO6 tour prototypeBALL:Pro V1