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快挙の美酒はコーラ1杯 永久シード達成の申ジエ、次なる目標は

2026/10/14 15:44

ジエの次なるターゲットは?(撮影:上山敬太)

<富士通レディース 事前情報◇14日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6717ヤード・パー72>2週間前の「日本女子オープン」で桑木志帆とのプレーオフを制し、史上初のメジャー4冠&永久シードを達成した申ジエ(韓国)が“らしくない”。快挙の余韻からなかなか抜け出せず、この1週間を過ごしていた。 【連続写真】美しすぎるプレーン軌道 申ジエのドライバースイング 「早く切り替えたかったんですけど、ちょっと難しかったですね。本当に貴重な優勝だから、うれしい気持ちを持ち続けていました」。偉業達成後、初のツアー参戦。会場では多くの人から「おめでとう」と祝福されている。今回ばかりは無理もない。日本女子オープンの表彰式や各種対応を午後9時に終えても、興奮は冷めやらなかった。まずは、優勝恒例となっているご褒美の「コーラ1杯」で乾杯。チームで食事を楽しみ、雨でずぶ濡れになった用具を整理して、ようやく布団に入ったのは深夜2時ごろだった。3時間ほどの睡眠で翌日は東京に移動。「周りのみなさんも待っていた優勝だったので、スポンサーさんとかいろんなところにあいさつに行きました」。水曜日には韓国へ戻り、家族とのパーティーを楽しんだが、同時に「カウントできないくらい」の取材を受けるなど大忙し。4日間の滞在はあっという間に過ぎていった。「雨の後で体はとても疲れたけれど、一番うれしい優勝だったから、2日間は寝られなかったですね。でも、やっと一番大きい山を越えました」。日本ツアーに参戦して13年。元世界ランキング1位が「初めて」といううれし涙を流した勝利は、何物にも代えがたいものになった。優勝会見では「これから次の目標を考えても遅くはない」と話していた。それは一体、何になったのか。「とてもいい勝負をしたから、またそんないい勝負をしたい。目標というより、早く優勝したい気持ちが強くなりました。優勝は『クセ』だと思う。この気持ちを忘れないうちに、また優勝したい」大記録を打ち立ててもなお、38歳のモチベーションはさらに高まっている。(文・笠井あかり)