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年間3勝で一流の仲間入りを 吉田鈴が初の逆転Vへ最終日最終組「優勝したい」

2026/10/18 09:36

吉田鈴に今季3勝目のチャンスが巡ってきた(撮影:上山敬太)

<富士通レディース 3日目◇17日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6717ヤード・パー72>出だし1番パー5。残り85ヤードから50度ウェッジで30センチにつけてバーディを奪った吉田鈴はうれしかった。この2日間はパー5のバーディがゼロ。「あのイメージはすごく良かったです」と完ぺきな一打で流れをつかみ、10番、16番パー5もバーディ。首位と1打差の3位タイに浮上した。 【写真】貴重です 吉田鈴がバイザーを外しました 2日目にバンカーからのチップインバーディ締めくくり、自己ベスト「65」をたたき出し上位争いへ加わった。「きょうはシビアなところにピンが切ってあって、ムービングする日だなと思っていた」。予想通り、平均スコア「72.5424」とオーバーパーになったこの日は、5バーディ・1ボギーの「68」。合格点を与えるラウンドにうなずいた。先週「スタンレーレディスホンダ」で4位に入った。富士山麓のコースはアップダウンが厳しく、その“クセ”が抜けていなかったことに気づいた。「左足上がりが多くて、(そのまま)右足に重心がかかってしまっていた。体重配分と右足の使い方を意識しました」。修正を加えながら、着実に順位を上げてきた。メルセデス・ランキング51位で終わった昨年のルーキーイヤーから、大きく躍進した。今年は6月「ヨネックスレディス」で初優勝を飾り、8月「CAT Ladies」で早くも2勝目。ランキングは8位に位置し、ツアーをけん引する存在へとなった。「去年と比べると立ち位置もゴルフの内容もまったく違う。大きくステップアップしているなと感じます。予選落ちが少ないし、ゴルフの粗さみたいなものは減ってきた。さらにレベルアップする時間はもっと難しくなる。どういう練習をして、何を磨こうか、考えながらプレーしています」2度の優勝はいずれも逃げ切りでつかんだもの。自身3度目の最終日最終組は、鈴木愛とイ・ミニョン(韓国)を追いかける位置からスタートする。「年間3勝はなかなかできないこと。優勝回数はその人の実力を表すものなので、優勝したい」。“一流の証”ととらえる年間3勝を果たすべく、どん欲にベテランの背中を追いかける。(文・笠井あかり)