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堀琴音がシード圏内に浮上 半年ぶり2度目のトップ10でジャンプアップ【シード権争い動向】

2026/10/20 07:31

堀琴音が今季ベストでジャンプアップした(撮影:上山敬太)

国内女子ツアーの2026年シーズンもいよいよ佳境に入ってきた。最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は今季優勝者、メルセデス・ランキング(MR)上位者、世界ランキング上位者のみが出場するため、来季のシード権を争う戦いはその前戦となる「大王製紙エリエールレディス」で終結を迎える。シード獲得となるMR50位内を目指す選手たちの動向を追っていく。 【写真】12年前 プロテスト合格時の堀琴音 MR上位50人を巡る争いは出場者が限定される「TOTOジャパンクラシック」と最終戦を除き、実質残り4試合。前週の「富士通レディース」で大きくランクアップを果たしたのが堀琴音。大会3位タイに入り、前週のMR54位から45位まで浮上した。昨年は「日本女子オープン」を制するなど、MR13位でシーズンを終了。今季は初戦の「ダイキンオーキッドレディス」で予選落ちを喫すると、3月から4月にかけて4戦連続で決勝ラウンド進出を逃した。「KKT杯バンテリンレディス」で5位に入るも、その後も苦しい戦いがつくなか、8月以降は予選落ちもなく、調子を取り戻してきた。そんななかで、迎えた富士通レディースで優勝争いのすえに今季ベストの3位タイ。「シードには大きく前進できました。この調子であとの数試合を頑張れたら。本当に良くなったと思います。収穫はいっぱいありました」と半年ぶりのトップ10入りを果たし、手ごたえを感じて終盤に向かう。富士通レディース終了時のMR35位までに与えられる11月の「TOTOジャパンクラシック」出場権は手に入れることができなかった堀だが、終盤に勢いをつける形となった。同じく大会3位タイに入った蛭田みな美は37位から32位へ。ポイントが高い4日間大会で上位に入り、大きくランクアップを果たすことに成功。2試合で11ランク上げて、2季ぶりのシードに当確ランプを灯した。大会16位タイながら、MR55位から53位に上がったのが都玲華。「スタンレーレディスホンダ」の12位によりMRは61位から55位に浮上。富士通でも順位を上げて、50位は目前。2年連続でのシード獲得に前進している。現在のMR50位は稲垣那奈子で384.08pt。55位の吉本ここねが354.93pt、60位の山城奈々は306.33pt。きわどいラインに位置する選手にとっても、一発の上位進出で、シード圏内に滑り込むチャンスはまだまだ残っている。◇あらためて、シード権の仕組みを見てみよう。毎試合ごとの獲得メルセデス・ポイントによって決まるMR上位50人が翌年のフル出場権を獲得。MR51~55位までは第1回リランキング(26年は6月のニチレイレディス終了時)までの出場権を獲得することになる。今週の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」も先週に続き4日間大会。3日間大会の1.5倍のポイントを稼げるチャンスとあって、ボーダー付近の選手にとっては大事な一戦となる。