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あるぞ! ツアー史上2人目の入会即V パク・ヒョンギョンは「カゼ ムズカシイ」も3打差9位発進

2026/10/23 06:15

会員デビュー初日を終えて。キューティフルが思ったこと(撮影:福田文平)

<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日◇22日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6520ヤード・パー72>笑顔は晴れのち曇りだった。8月に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の会員となってから初のツアー出場。パク・ヒョンギョン(韓国)の快進撃は5バーディを奪った前半のインで終わったが、「69」の9位発進に自己評価も及第点だった。 【写真】視線にドキッ キューティフルの私服姿 「JLPGAの会員になって初めての大会だったし、思ったよりギャラリーさんもたくさん来てくれて、最初からずっと緊張していた。 でも、今月に入って、ショットの感覚は一番よかった。風が読めなくて後半にスコアを落としたのは残念ですが、初日としてはいい感じだったと思う」通訳を介しての取材対応。だが、後半の2ボギーには「カゼ ムズカシイ」と日本語で話し、ツンと唇をとがらせた。表情は実に豊か。ちょっとすねた感じも、ニックネーム通りの“キューティフル”だ。前半は完璧だった。14番パー3はティショットを5番アイアンでピンそば30センチにつけて難なくバーディを奪った。「アゲンストの風を信じて6番から5番に替えました。すごくいいショットだった」。砲台グリーンが難度を上げる18番パー4もスーパーショットを披露した。残り146ヤードの2打目を6番アイアンでピン右前50センチにピタリ。「きょうのベストショットでした」と胸を張った。関西初上陸のキューティフル人気に加え、小祝さくら、都玲華とツアーでも指折りの支持率を誇る2人とのペアリングには、午前8時のティオフにもかかわらず多くのギャラリーがついた。白のミニスカートとパーカータイプの緑のウェアは「きょうは天気がよかったから明るいカラーにしてみました」というチョイス。「どうでしたか?」とナチュラルに逆質問する姿には、だれからも愛された元賞金女王のイ・ボミ(韓国)が重なる。人懐っこい性格は、まさに“ボミ2世”とも呼ばれるゆえんだ。「自分の持ち味はアイアンショット。アイアンがいいときは、優勝に近づいていることが多い。最近は少し不安定だったけど、調子は上がってきたと思います」昨年の初来日から日本ツアーは5試合目で、日本の食文化にも慣れてきた。今週、足?く通うのはファミリーレストラン「ココス」。お気に入りは「包み焼きハンバーグ」のダブルという庶民派感覚も好感度をアップさせる。1988年のツアー制度施行後、JLPGA入会後の最初の試合で優勝したのは、2010年のアン・ソンジュ(韓国)しかいない。「今週の目標は少しでもいいショットを打ち、その感覚をしっかり持って韓国に帰ること。優勝は考えていない」と本人は話すが、首位とは3打差の滑り出し。ショットの精度がさらに上がってくれば、ツアー史上2人目となる入会即Vの期待も高まってくる。(文・臼杵孝志)