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『スパイダー』も『TRTL』もツアーで流行する理由は“飛ぶ”から!? 最新34モデルの性能早見表作ってみた

2026/10/27 07:45

パターは機能だけでなく、自分好みの打感や打音も大切。タッチを出しやすい飛び性能を備えたパターの中から好みの打感を選べばミスが減る

プロにパターの話を聞くと、“飛ぶ”や“打てる”ということが多い。パターにおいて“飛ぶ”パター、“打てる”パターとはどのようなものを指すのか。パターに精通するプロ追分浩一が解説する。 【性能早見表】“カメ”と“クモ”は打感に差がアリ! 最新34モデルのポジショニングマップ作ってみた ◇ ◇ ◇パッティングの確率を高めるためには、タッチが合うパター、つまり気持ちよくストロークしたときにコロがる距離が自分のイメージにマッチするパターを選ぶことが大事です。パターには大まかに“飛ぶ”モデルと“打てる”モデルが存在します。“飛ぶ”パターとは、小さく振ってもたくさんコロがるモデルのこと。一方で、“打てる”パターは大きく振って、自分で距離感を作るモデルです。最近は、グリーンの高速化や均質化に伴い、プロの間では“飛ぶ”パターを使って、強くヒットせずにラインに乗せてスムーズにコロがすパッティングスタイルが主流になっています。しかし、万人に“飛ぶ”パターが合うわけではありません。そこをしっかり見極め、自分のスタイルやイメージに合ったものを選ぶようにしましょう。パターのコロがりはさまざまな要因が複合的に入り組んで決まりますが、代表的な要因が下記の6つです。【POINT1】ヘッドサイズヘッドサイズが大きく、大質量のパターの方が同じようにストロークした際、インパクトで伝わるエネルギーが大きいので“飛ぶ”。一方で、小ぶりで機敏に動くパターは“打てる”モデル。【POINT2】フェースの弾き一般的に、硬い金属フェース・インサートなど、インパクト時の弾きがいいパターは初速が出て“飛ぶ”モデル。柔らかい樹脂フェース・インサートは“打てる”モデルであることが多い。【POINT3】重心角の大きさ振り幅が同じなら、重心角が大きいパターの方が、フェース開閉の大きいアーク軌道で打てるので“飛ぶ”。一方で、重心角の小さなパターはフェース開閉が小さくなるので“打てる”モデルとなっている。【POINT4】フェースの溝フェースに刻まれている溝は、インパクト時にボールに順回転をかける目的がある。順回転が多いパターはコロがりが良く、“飛ぶ”傾向がある。【POINT5】重心の高さ重心が低いパターはインパクトでボールの重心より下をヒットしやすく、順回転がかかって“飛ぶ”モデル。また、深重心だとロフトが安定するのでコロがりが良くなる。【POINT6】総重量・ヘッド重量パター自体の重量がある方が物理の法則上“飛ぶ”傾向にある。また、重い方が軌道も安定して芯で捉えやすくなるので、これも“飛び”につながるポイント。今回は、最新パター34モデルを上記6つのポイントに加えて、実際に試打をして性能評価。“飛ぶ”、“打てる”、どちらの要素もバランス良く入っている“中間”タイプの3つに分類しました。【“飛ぶ”パター一覧】・オデッセイ『TRTL CH』・オデッセイ『TRTL S』・オデッセイ『ダマスカスミルド ジェイルバードミニ DB』・オデッセイ『ダマスカスミルド SEVEN CH』・テーラーメイド『スパイダーZT MAX』・テーラーメイド『スパイダーツアーV TOURCHED クランクネック』・テーラーメイド『スパイダーツアーF TOURCHED クランクネック』・テーラーメイド『スパイダーツアーX TOURCHED クランクネック』・テーラーメイド『システム2 BANDON TM2 トラスセンター』・L.A.B.GOLF『OZ.1』・L.A.B.GOLF『VZN.1i』・コブラ『3DP TOUR スーパーノヴァ 30』・キャスコ『9/9 STAP タイプMH』・トゥーロン『ROS WELL ダブルベンド』【“中間”パター一覧】・オデッセイ『TRTL DB』・オデッセイ『TRTL Square 2 Square』・オデッセイ『ダマスカスミルド TRI-BEAM 2ボールブレード』・ピン『スコッツデールTEC アリーブルーオンセット』・ピン『スコッツデールTEC ケッチオンセット』・テーラーメイド『スパイダーZT スタンダード』・テーラーメイド『システム2 JUNO12』・テーラーメイド『システム2 JUNO TB1 トラスヒール』・テーラーメイド『システム2 JUNO DEL MONTE TB1トラスヒール』・コブラ『MIM ノヴァ』【“打てる”パター一覧】・プロギア『デザインパター BC-33』・オデッセイ『Aiデュアル 2ボール』・オデッセイ『Aiデュアル TRI-BEAM DW』・ピン『スコッツデール ANSWER 2D』・ピン『スコッツデール DS72』・ピン『スコッツデール CRAZ-E』・ピン『スコッツデール TEC ケッチ4』・ピン『スコッツデール TEC ヘイデン』・ミズノ『M.CRAFT KYOTO P』■試打/解説 追分浩一おいわけ・こういち/ティーチングプロでありながら溶接工の資格を持ち、素材や工法、加工技術などにも詳しく、科学的な分析が得意