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デシャンボーの飛距離を支える「右ヒザ」の動き 昔のセオリーとは全然違う!

2026/10/27 12:00

バックスイングで右ヒザを伸ばして高いトップを作るデシャンボー(撮影:GettyImages)

昔と現代と比較すると、スイングではヒザの動かし方に大きな違いがある。現在は、右ヒザをピンと伸ばしてクラブを上げるのが主流となっている。「飛距離アップしたいならデシャンボーのように右ヒザを使って、勢い良くクラブを上げましょう」と、ドラコンプロの田澤大河は語るが、その真相を聞いてみた。 【連続写真】バックスイングで右ヒザを伸ばして高いトップを作る デシャンボーのドライバースイング ◇ ◇ ◇パーシモンドライバーの時代は、ヒザを横に大きく動かしていました。これは、クラブをインサイドから下ろしてボールをつかまえたいからです。背骨の軸を右に傾け、インサイドからクラブを下ろしていたんです。当時は、今より反発係数の低いヘッドで、効率良くボールをつかまえる方法でした。チタンやカーボンを使用する高MOIヘッドを使うようになった現在では、バックスイングで右ヒザを伸ばし、ダウンスイングで左ヒザを伸ばすという、反動をつけたタテの動きで最大限ヘッドを走らせるようにスイングは変化しました。圧倒的な飛距離を誇るデシャンボーなどがその代表例でしょう。デシャンボーのように飛ばしたいなら、右ヒザを伸ばしながらタテに動いてクラブを速く動かす意識を持ってください。右股関節を切り上げて右足で地面を押し、勢い良くクラブを振り上げていきましょう。グリッププレッシャーが強いと、スムーズに手元が動きません。クラブを後ろに放り投げるイメージでテークバックするといいでしょう。アドレス時にやや左体重にしておくのも、右ヒザを伸ばしながテークバックするコツです。左6対右4の体重配分で構え、左5対右5に戻すことでスイング始動のきっかけが生まれ、動き出しがスムーズになります。飛距離不足に悩む人は、一度試してみてください。 ■ブライソン・デシャンボー1993年生まれ、米国出身。全米オープンを2度制覇。2020年に米PGAツアーのドライビングディスタンス1位を獲得。LIVゴルフ移籍後も飛距離は健在■田澤大河たざわ・たいが/1995年生まれ、神奈川県出身。ティーチングプロA級資格を持つドラコンプロ。最長飛距離428ヤード。ヘッドスピードは68m/s。2025年WLD世界ドラコン選手権で、日本人選手初のベスト8に入る。