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渋野日向子がアジアシリーズに繰り上がり出場するまで 勝負の2連戦「めちゃくちゃ重々分かっている」

2026/10/28 18:40

次は自分だ! 渋野日向子が闘志を燃やしている(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 事前情報◇28日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536ヤード・パー72>今週はアジアシリーズ3試合目。実は、初戦の中国大会、2戦目の韓国大会でも、ウェイティングだった渋野日向子に出場のチャンスが巡ってきていた。 【写真】なんと初々しい…シブコの女子高生時代 中国大会では、スタート直前に山下美夢有が体調不良で欠場。それにより、ウェイティング8番手だった渋野にまでお鉢が回ってきたが、現地にはいなかった。4番手付近にいた韓国大会でも、直前になって欠場者が相次いだ。ウェイティング上位にいた韓国出身のコ・ジンヨンらもエントリーを見送り、渋野まで出場枠が回ってきたという。「前日夕方に連絡がきました。いやー、岡山にいて、いまからは行けない……と。マレーシアに行く準備はしていました」。そして今大会は、余裕を持って繰り上がり出場が決定。「みんなの活躍をテレビやネットで見ながら、自分も試合に出たいと思ってうずうずしていた。本当にうれしい」と喜びをかみしめる。来週の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」を含むこの2試合は、渋野にとって大事な戦いになる。「それはもう、めちゃくちゃ重々分かっています」。ともに予選落ちのない4日間大会。ここでポイントを稼げるかどうかが、来季の出場権を左右する。現在のポイントランキングは97位。準シードと呼ばれるカテゴリー11に入れる100位のボーダーラインは、すぐ背後に迫っている。100位との差は20.901ポイントで、順位にして単独34位相当。今週を含めて残り3試合、順位を落とすわけにはいかない。ただ、昨年と比べれば状況が異なるのも確か。ウェイティング4番手だったTOTOでは現地で待機したものの、出場機会は巡ってこなかった。アジアシリーズには1試合も出られないまま、ポイントランキング104位で最終戦を迎え、最終的には来季の出場権をかけた予選会(Qシリーズ)に再び出場することになった。今季は、来季のシード権(カテゴリー1)を獲得できる80位も視野に入る。「本当に一打一打を大事にして打たないといけない。一日を大事にしないといけない。こういう順位になったのは自分の責任。ここにも出られることは本当にラッキーだと思う。できることにフォーカスしていきたい。ポイントを稼いで、シードを目指していきたい」開幕前日はプロアマの控え待機だったが、うだるような暑さのなかでも練習に時間を費やした。練習場では、狙いどころを定めながら一球ずつ打ち込んだ。「周りの景色に影響されたり、自分の置かれている状況に敏感になって体が固まって、とんでもないところを向いていることが多い。本当に初歩的ですけど、その練習を気をつけながらやっています」。今年のQシリーズ(米最終予選会)にもエントリーは済ませた。ただ、あくまで念のため。アジアシリーズで来季のシード権をつかみ取る。(文・笠井あかり)