セルヒオ・ガルシアの今後はどうなる?(撮影:GettyImages)
米スポーツメディア『EssentiallySports』は、LIVゴルフに参戦するセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、欧州チームの将来の主将・副主将就任をめぐって壁に直面していると報じた。「ライダーカップ」で欧州チーム歴代最多の28.5ポイントを獲得しているレジェンドだが、過去の決断が今後の選択肢に影響する可能性がある。
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ガルシアは10月のDPワールド(欧州)ツアー「スペイン・オープン」で、2027年大会で再び欧州チームに加わりたいと表明。主将のルーク・ドナルド(イングランド)とも話をしており、選手としてだけでなく、副主将などの役割でも貢献する意思を示した。しかし、DPワールドツアーの規定が壁となる。2017年に設けられた規定では、ツアーの会員資格を放棄した選手や、シーズンの最低出場試合数を満たさなかった選手は、欧州チームの主将・副主将に就任できないとされている。英メディア『Today's Golfer』によると、現時点で規定変更の見通しはないという。ガルシアは2023年5月、LIVゴルフへの出場をめぐる処分を受けた後、イアン・ポールターやリー・ウェストウッド(ともにイングランド)らとともにDPワールドツアーの会員資格を放棄。2025年にはライダーカップ出場を目指してツアーに復帰し、罰金を支払ったが、2026年シーズンは必要な出場試合数を満たせず、再び会員資格を失った。一方、ジョン・ラーム(スペイン)とティレル・ハットン(イングランド)はLIVゴルフ参戦後も会員資格を放棄せず、罰金への異議申し立てを続けながらツアーでのプレーを継続。2025年のライダーカップでは欧州チームの勝利に貢献した。この対応の違いについて、ウェストウッドは「彼らは状況をうまく利用した」と批判している。ガルシアは2021年大会を最後にライダーカップから遠ざかっている。世界ランキングは141位で、今季のLIVゴルフではトップ10入りが4回。選手として復帰するには、DPワールドツアーの会員資格を再取得し、実力で代表入りを勝ち取る必要がある。欧州チーム最多得点を誇るレジェンドでも、過去の決断が将来の選択肢を狭めるのか。LIVゴルフへの参戦がもたらした影響は、今後のライダーカップにも波紋を広げそうだ。