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「元カレに戻った気分」 堀琴音が8年ぶりに握るBSのドライバーが終盤戦の切り札に?

2026/10/30 07:30

堀琴音がブリヂストンの新ドライバーを試し打ち。感触は?(撮影:米山聡明)

<樋口久子 三菱電機レディス 事前情報◇29日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6690ヤード・パー72>今季序盤の不振から抜け出しつつある今、さらに上を目指す勝負の終盤戦へ準備を進めているのが堀琴音だ。「富士通レディース」3位、「マスターズGCレディース」10位と、2戦連続トップ10入りで迎える今大会。メルセデス・ランキングもシード圏内の41位まで浮上してきた。 【写真】全英女王も使ってる! Bの新ドライバーを接写 その自信は、こんな部分にもうかがえる。「よくなってきたからこそ試そうと思えた」。バッグに真新しいドライバー、ブリヂストンの2026年モデル『BX TOUR MAX』を入れ、そのテストを行っている。「桑木(志帆)さんも、古江(彩佳)さんも、みんな替えたって言っていたので」とツアー会場で評判を集める1本。それを先週、初めて試し、調整を施したうえで使える状態に仕上げた。もともと、プロ転向後の15年から同社と契約を結んでいた堀は、クラブ契約フリーになった現在もUT、アイアンは同社のものを使用している。しかし、BSのドライバーを手にするのは「8年ぶりくらいですかね。懐かしい」という感覚を覚える。同社の担当者には「元カレに戻った気分」と冗談も交えつつ、「失礼な言い方だけど、いい意味で衝撃! 最近のブリヂストンのドライバーがこんなにいいと思わなかった」と感想を伝えたという。武蔵丘で話を聞いても、やはり「衝撃でした」という言葉が返ってきた。その理由は「曲がらない。出球が揃いますね」という部分にある。今週は仕上がり直後で、このドライバーを使って練習ラウンドに出られなかったこともあり、開幕前日の段階では投入に迷いもあるが、「ここ(武蔵丘)と違って、伊藤園は(フェアウェイが)狭いから、そこで使いたい。17番のパー3(昨年は225ヤードに設定)をドライバーで打たないといけないかもしれないので」と、終盤の切り札になる。この会場では、練習グリーンにパターを2本持ち込みテストを行うなど、積極的にクラブ選びも進めている。開幕からの6戦中5試合で予選落ちするなど悩んだ春先は、いまや昔の話。最後の予選落ちとなった8月の「ニトリレディス」終了時点で71位だったメルセデス・ランキングの上昇具合を見ても、その充実ぶりは伝わってくる。「私の飛距離だとドライバーは大事になってくる」。昨年10月の「日本女子オープン」以来となる優勝に向けても、“かつての相棒”が大きな存在感を発揮するかもしれない。(文・間宮輝憲)