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「目玉焼きを食べすぎ?(笑)」 渋野日向子はまたもダボも前向きな『70』

2026/10/30 16:52

バンカーショットを放つ渋野日向子(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 2日目◇30日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536ヤード・パー72>初日に“目玉”となってトリプルボギー締めとした最終9番、きょうの渋野日向子は、そのバンカーを避けながら左手前のピンを狙った。力強い目で見送った球は、右からの風に流されて左のバンカーへ。思わず大げさに天を仰いだ。 【写真】池のプレッシャー…! 渋野がパーセーブした16番はこんな感じ 「いいショットを打ったので、風に流されたと思えばいいかな」と、気落ちはしなかった。続くバンカーショットはカップに跳ね、2メートルを決めてパーセーブ。「3打良くなりましたね」。そう冗談めかして、頬を緩めた。前日は4つのバーディを奪いながら、ダブルボギーとトリプルボギーのスコアロスで1オーバー。ラウンド後は食事を済ませると、午後4時30分ころまで悔しさをにじませながら特打に励んだ。暑さが残るなか、誰もいない練習グリーンでも黙々とボールを転がした。この日は「70」で回り、トータル1アンダー・46位タイに浮上した。10番パー5では“ベタピン”のバーディ発進。前半で3アンダー。まさに理想的なゴルフだ。やや左ドッグレッグで池が絡む16番では、狙いより左に飛んだ球が池ギリギリに残った。前日17番と同じようなつま先上がりのラフ。「自分が池に入るかと思った。距離が短かったのでPWで振りました」。残り80ヤードからグリーン奥まで運び、パーを拾った。続く17番はフェアウェイから3メートルにつけてバーディ。リベンジに成功した。ところが、後半2番でまたもダブルボギーを喫する。2打目を手前のバンカーに入れ、ボールは目玉に。「いい感じに出た」ものの、グリーン奥の傾斜にこぼれた。吉田優利がバンカー内に突き刺さったボールについてアンプレヤブルを宣言するなど、砂質の影響か、目玉が頻発している。「目玉焼き食べ過ぎなんじゃない? って言われた。食べてはいる(笑)」。渋野はそう言って笑った。3番で1メートルのチャンスを逃した直後、「めちゃくちゃムカついた」のを発奮材料に、4番で奥カラーから7メートルを流し込んでバーディ。「ショットは本当にいい感じ。めちゃくちゃやべえというのはない。もう少しスコアが出てもおかしくないのかなと、きのうきょうと思います」。前向きな言葉が次々と口をつく。この2日間は「ボギーはないけれど、3ホールですべてで打ち消した…」と不本意すぎる“ボギーフリーラウンド”。それでも、力みなく振り切ることができているショットには確かな手応えがある。状態は上向き。あすは卵を控えるべきか…。(文・笠井あかり)