18歳の新星がネクヒロ初制覇!勢いに乗って来週のプロテストにのぞむ(撮影:福田文平)
<Sky ALL Sky Dream Ladies Cup最終日◇30日◇涼仙ゴルフ倶楽部(6,123ヤード・パー72)> 今季からネクヒロに参戦する18歳の宮内美空が出場8試合目で嬉しい初優勝を飾った。トータル11アンダーはこれまでの記録を1打更新するツアー新記録。終盤はともに来週の最終プロテストに臨むマイナビポイントランキング1位の久世夏乃香と激しい競り合いとなったが、上がり2ホールの連続バーディで振り切った。
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今大会はあくまでプロテストに向けた調整が最優先。そう自身に言い聞かせ、ノーボギーのプレーだけを意識していた宮内だが、最後は勝ちたい気持ちが上回った。「自分がバーディを取らないと勝てないと思って、17番でベタピンのバーディを取れたので一安心しました」。残り143ヤードの2打目を8Iで1メートルにつけ、一歩リードした。 残すは最終18番パー5。「久世さんが上手いのは知っているので、ティショットの時からバーディを取ってくると思っていました」。だからこそ、先に1メートルのバーディチャンスにつけられても焦りはなかった。3打目はラフから残り60ヤード。「前半に同じような状況の65ヤードをミスしたので、しっかり打ち込んでラフに負けないスイングができました」。久世より内側とはいかなかったが、1.5メートルにつけて、激戦に決着をつけた。 最終プロテストには30人以上の現役ネクヒロ勢が参戦するが、今大会に出場したのは宮内、久世、兼松亜衣の3人だけ。多くの選手は練習ラウンドや調整を優先した。「試合でしか得られないものがあると思っているし、試合の中で自分の調子を確認したいというのもありました。出場して良かったです」。最高の結果でショット、パットと全体的にバランス良く調子が上がっていることを確認できた。 会場の静ヒルズは直近2か月で「5~6ラウンドしました」。昨年のプロテスト2次予選でもプレーしており、通算のラウンド数は10回を超える。「ティショットの置き場所次第でバーディを取れるかどうかが決まってくるコースなので、ティショットの精度が重要になると思います。合格ラインは4アンダーぐらいかな」。目標は1日2アンダーを積み重ねてのトータル8アンダーに設定している。 身長156センチ。自分以上に小柄な体で米女子ツアーで優勝を重ねる山下美夢有は憧れの存在だ。「背が高ければ、私ももっと飛ばせたのかなと思うこともあります。そんななかで飛ばすゴルフじゃない山下選手のプレースタイルには憧れるし、一番尊敬しています」。宮内の武器はパッティング。飛距離が出る選手に対抗する技術を自分なりに磨いてきた。 「腰痛持ちなので明日はケアに行って、しっかり休んで、それから練習を再開しようと思います」。最終プロテストは4日後の来月3日から。4日間をしっかり戦い抜けば「ファンの方から応援される明るいプロになりたい」という目標に向けて、大きな一歩を踏み出すことができる。※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。