山下美夢有、クアラルンプールでの連勝へ(撮影:ALBA)
<メイバンク選手権 2日目◇30日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536ヤード・パー72>連覇に向けて最高の形で折り返した。山下美夢有がボギーなしの「66」でプレーし、トータル13アンダーに伸ばした。後続に2打差をつける単独首位でターンする。
【連続写真】左腕とクラブが一直線! 山下のドライバースイング
ポーリーヌ・ルサン=ブシャール(フランス)、ソフィア・シューベルト(米国)とともに最終組でラウンド。2番でいきなり魅せた。残り138ヤードから8番アイアンで80センチにつけた。飛距離が出るタイプではない山下は、ほとんどが2打目のオナー。ピンまで最も遠い位置から、誰よりも近くに寄せる。これが自身のスタイルだ。165ヤードに設定された15番パー3では、手前3ヤードにワンバウンドしたボールがピンに当たった。「いい距離のバーディパットに残ってくれてよかった。ショットが安定して、ついたホールが多かった」。広くないフェアウェイに、アップダウンがあってタテ距離を合わせなければならないコースは、精密なショットが求められる。まさに持ち味を発揮しやすい舞台といえる。昨年大会で苦労したボールにつく泥は、この2日間、プリファードライの処置が認められている。連日、夕方から夜にかけてスコールが降るものの、「本当に雨が降ったのか、というくらいのコースコンディション。グリーンもきれいで、プレーしやすいです」と話す。30度を超える気温に、90%前後の湿度。「必須です」と話す氷のうは、週末も手放せそうにない。「集中することにフォーカスして、伸ばしていけるように頑張りたい」。日本勢としては1987年、88年「サンディエゴ 稲盛ゴルフクラシック」で連覇した岡本綾子以来となる快挙へ。勢いを加速させる。(文・笠井あかり)