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「地道なスコアしか出ていない」 渋野日向子が最終日に目指すもの

2026/10/31 16:36

渋野日向子は連日のアンダーパーも…(撮影:ALBA)

<メイバンク選手権 3日目◇31日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536ヤード・パー72>後半5番パー5。入れれば3連続バーディという1メートルのパットを残し、渋野日向子はグリーン上で競技委員と話をしていた。 【写真】あどけない! 高校時代の渋野日向子 内容は2打目地点での処置について。プリファードライの処置を行った際、リプレースしたボールが動いてしまったが、その後の対応が正しかったのかを確かめた。「大丈夫だとは思ったけれど、“一応聞いておいたほうがいいんじゃない?”と同伴競技者が言ってくれた。ホールアウトするまえに確認しておきたかったので」。対応に問題がなかったことが分かり、安心してバーディパットを決めた。46位から出た3日目は、前半で2バーディ。14番でピンそばにつけ、“ワンオンチャレンジ”の16番ではドライバーで花道まで運び、ラクにバーディを奪った。後半2番では「ちょっと狙いに行っちゃった…」と、“目玉焼き”ではなかったがバンカーから脱出に2打を要してダブルボギー。それでもばん回し、5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「70」。トータル3アンダーにスコアを伸ばしたが、平均スコア「69.622」のムービングデーで順位は47位タイと1つ下げた。「きょうはショットがお疲れな感じがあったけれど、よく耐えていたと思う」。最終9番では左足下がり、つま先下がりの残り183ヤードから、4番ユーティリティでピン横5メートルにつけた。ラウンド中に動きを確認するような素振りをする回数は減り、フィニッシュをとってボールを見送る場面が増えている。ビッグスコアが狙える手応えがあるだけに、「73」「70」「70」というスコアにはもどかしさがある。「地道なスコアしか出ていないし、もったいないことが多い。いい風に捉えていい内容も多い。要所で大たたきはしているけれど、前向きな気持ちです」。今年は順位を把握していないという現在97位のポイントランキングは、このままの順位で終えれば95位に浮上する。それではもちろん、満足できない。「見ても見なくてもやることは変わらん。目の前のことに集中している。上ばっかりを見て、ここで上がれば大丈夫」。最終日のビッグスコアをどん欲に追い求める。(文・笠井あかり)