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ネクヒロ初Vで弾みをつけた18歳 コーチなし“自己流”の宮内美空が2度目の最終へ【注目選手紹介】

2026/11/01 12:07

18歳・宮内美空がいざ2度目の最終プロテストへ(撮影:福田文平)

11月3日(火)から茨城県・静ヒルズカントリークラブで行われるJLPGA最終プロテスト。ここではALBA Net編集部が選定した注目選手を紹介する。今回は山口県出身の18歳・宮内美空(みやうち・みく)。 【写真】初優勝を挙げて誇らしげな宮内美空 上昇気流に乗っている。本番直前の10月30日、マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第16戦「Sky ALL Sky Dream Ladies Cup」でツアー記録となるトータル11アンダーをマーク。最終18番でバーディを決め、久世夏乃香を1打差で振り切っての初優勝を挙げた。今年のプロテストは1次免除で、2次予選を5位で通過した。昨年は最終で68位。2度目の大舞台に、確かな上積みを持って乗り込む。昨年は初めてのプロテストだった。1次から最終まで進めるか、ずっと不安を抱えていた。最終の時点で調子は上がらず、「私の実力でプロになれるわけない」と後ろ向きなまま臨んでしまった。今年は違う。「調子悪くてもスコアをまとめられるようになってきているので、今年は自信を持って挑める手応えはあります」。静ヒルズとの相性もいい。昨年の2次予選を通過したコースで、直近2カ月だけで5?6ラウンドを重ねた。「ショットメーカーが有利なコース」と分析する。ドライバーでフェアウェイをとらえ、2打目をマネジメントする。パー5では確実にバーディを奪う。「1ラウンドで3つぐらいバーディを取って、ボギーを1つか2つで収めていけばどうにかなるんじゃないかな」と青写真を描く。不安だった体の状態は整った。2、3カ月前までは腰痛に悩み、2次予選の時も不安を抱えていた。ヘルニアを疑って病院に行こうとしていたところ、栃木・西那須野の接骨院で偶然出会った先生に原因を指摘された。病院ではお尻と裏ももの筋肉の硬さを言われ続けていたが、本当の原因はお腹の前側にある腸腰筋などの硬さだった。試合前や起床後に筋膜リリースでほぐすようになり、「全然違う」と変化を実感している。スイングは自己流だ。8歳の時、祖父と叔父の影響でゴルフを始めた。教わったのは祖父くらいで、コーチはつけていない。「人に教えてもらってたら、なぜ悪いか自分で気付けなくなると思ってるので」。良い時と悪い時の動画を見比べ、直った理由をメモに残して振り返る。本当に困った時だけ、祖父に動画を送って見てもらう。身長は156センチ。小柄な体で米女子ツアーを戦う山下美夢有を「一番尊敬しています」と話す。武器のパッティングで、飛ばし屋に対抗してきた。最終プロテストは4日間72ホールで争われ、上位20位タイまでが合格となる。目標は「来年はレギュラーツアーで上位争いして、テレビにいっぱい映りたい」。そのためにはまず、今年のテストをしっかり通る。ネクヒロで手にした勝ち切る感覚を、そのまま静ヒルズへ持ち込む。