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ウソだろ!? 回転や体重移動するから飛ばない ドラコン元世界王者は『手打ち』で400y飛ばす

2026/11/03 12:00

右足重心をキープして、ハンマー投げのように背中で引っ張るようにクラブを振り抜く。大きなフォローが生まれ、インパクトも力強くなる。トップで右足重心を作ったら、体重移動はイメージせずに腕だけで振っていこう。その方がヘッドスピードが上がり、飛距離を稼げる

最長記録446ヤードを誇るドラコン元世界王者・三隅直人。三隅が改めて伝えたいのは、「飛ばしたいなら背中を使って腕を振ることです」ということ。そのためには、体を回す動きや体重移動が悪癖になるという。 【連続写真】右足に体重を残したまま腕を思い切り振る 三隅の400ヤードスイング ◇ ◇ ◇ゴルフスイングにおいて背中は主役ではなく、「腕を速く振るためにこそ必要」な存在です。腕は肩甲骨と連動しており、バックスイングで腕を上げるときも、切り返しで引き戻すときも、実際に力を発揮しているのは広背筋や大円筋といった背中の筋肉です。手で下ろすのではなく、懸垂のように背中で腕を引き下ろす感覚が求められます。背中はゴムと同じで、大きく引き伸ばすほど、元に戻ろうとする強い反発力がスイングパワーへ変わります。下半身は、その強烈な上半身の出力をブレずに支える土台に過ぎないのです。私がゴルフを始めた頃は、ボディターンが大切だと考え、体を回すことばかりを意識していました。しかし、その意識こそが飛距離を奪う最大の原因だったのです。また、体重移動を意識するあまり無理に左足へ乗っていく動きも、飛ばない原因になっていました。本当に大切なのは、腕をしっかり速く振ることです。腕が鋭く振れれば、体の回転も体重移動も自然に行われます。飛ばすために意識していただきたいのは、バックスイングで右サイドに乗せた体重の姿勢を保ったまま、腕を振る動きです。ハンマー投げのように両足のカカト体重で地面を踏ん張り、背中を使って腕を振っていきます。両腕は柔らかく使い、ヘッドが自然と返るように振っていきましょう。ヘッドが走れば、意識しなくても体はつられて回り、フィニッシュではスムーズに左足へと体重が移動します。最初は違和感があるかもしれませんが、まずはゆっくり振って正しい動きを確かめてみてください。この「背中を使って腕を速く振る動き」をマスターするためには、ウェッジ3本を使った水平素振りが効果的です。ウェッジを3本まとめて胸の高さまで上げ、左右に連続して振ってみてください。非常に負荷の高い練習ですが、アームローテーションを意識しながら左右へ全力で振ることで、カカト体重で踏ん張りながら背筋を使って腕を速く振る感覚がダイレクトにつかめます。