髙橋彩華が首位発進。実はちょっと筋肉痛でして(撮影:鈴木祥)
<TOTOジャパンクラシック 初日◇5日◇太平洋クラブ美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>国内ツアー通算4勝の髙橋彩華が、ボギーなしの6バーディを奪って「66」をマークした。ポイントランキング上位者のみが出場できるエリートフィールドで、今大会は8年連続8度目の出場。自身初となる大会での首位発進を決めた。
【写真】時は流れ今や中堅 10年前の髙橋彩華
雨が降り、気温も低い難しいコンディションのなか、スコアを落とすことなく伸ばした。しかし、実は「きょうはあまりショットのフィーリングが良くなかった」と明かす。前日の水曜日には「体力をつけないと」と考え、縄跳びのトレーニングを行った。ところが、「やりすぎてしまって、少し筋肉痛になってしまって、少し動きづらいなと感じたけど、それも相まってちょうどいいぐらいだったのかもしれないです」と、腕の三角筋あたりをさすりながら笑い交じりに話した。自身のコンディションに合わせた対応に加え、余分な力が入らなかったことも好スコアにつながったようだ。今年は「ヤマハレディースオープン葛城」と「KKT杯バンテリンレディス」で2勝を挙げている。開幕戦から「明治安田レディスゴルフトーナメント」までの15試合は予選落ちがなかった一方、夏場には「北海道 meiji カップ」など4試合で予選落ちを喫するなど、苦しい時期もあった。それでも、現在は「すごくだいぶ上がってきていて、やっとバーディが取れるようになってきた」と笑顔を見せる。復調の要因として挙げたのが、今年の「日本女子オープン」からサポートを受けているトレーナーの飯田光輝氏の存在だ。松山英樹のトレーナーも務め、通算48勝を誇る中嶋常幸が主宰するトミーアカデミーでも、トレーナーとしてジュニアの育成に励んでいる。多くのプロゴルファーをサポートしてきた飯田氏への信頼は厚い。「ゴルフに関してすごく詳しくて、なんでエラーが起きているのかを見てくれて」と、体の動きによって生じるエラーを細かく分析してくれるという。「おかげでミスの幅が断然的に狭くなった」と話し、これまでのスイングイメージや考え方を整理できたことで、調子の波も落ち着いてきている。日本女子オープン以降は予選落ちがない。「希望が見えるゴルフができてきてるので、ポジティブにいけている」と清々しい表情を浮かべた。安心感を持ってゴルフに取り組めていることも、大きな支えになっている。首位で迎える2日目。「毎日バーディ合戦になると思うので、出遅れないように。ボギーも極力打たないマネジメントで(スコアを)伸ばしていきたい」と力を込めた。まずは好位置をキープし、週末へとつなげたい。(文・高木彩音)