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普通なら振り遅れ! 川﨑春花がヘッドを遅らせても真っすぐ飛ばせる理由

2026/06/06 12:00

高いショット精度を誇る川﨑(撮影:GettyImages)

ショットメーカーとして知られ、ツアー通算5勝を挙げている川﨑春花。ドローヒッターである彼女のスイングを、女子プロの中村香織が分析。アマチュアが参考にしたいポイントも教えてもらった。 【連続写真】ダウンで振り遅らせてジャンプしてリリースする 川﨑のドライバースイング ◇ ◇ ◇飛距離と方向性を両立させているスイングだと思います。特徴的なのは、インパクト付近のジャンプアップと、ヘッドを遅らせて振るダウンスイングです。では、それぞれ詳しく解説しますね。少し棒立ち気味のアドレスから、高いトップを作ってダウンスイングへ入ります。以前はシャットにフェースを使っていた印象ですが、現在はダウンスイングでフェースをやや開きながら振り下ろしているのが特徴的です。これは、つかまり過ぎを防ぐための動きなのでしょう。彼女はヘッドをかなり走らせるタイプなので、シャットフェースのままだとタイミング次第で左へのミスが出るリスクがあるのだと思います。ダウンスイングでもうひとつ特徴的なのが、手元の動きです。かなりヘッドを遅らせるようにして振り下ろしています。下半身リードによってヘッドを遅らせる状態を作った後、右ヒザをグッと下へ押し込むことで地面に強い圧をかけ、地面反力をうまく使っています。一般的なゴルファーであれば、手元の通り道がなくなって上体が伸び上がったり、振り遅れてスライスしたりとミスにつながりかねません。しかし、川﨑選手は両カカトが浮くほど真上にジャンプアップすることで一気にリリースし、ヘッドを走らせています。この動きによって、フェースをスクエアに戻しているのです。引っかけに悩んでいる人は、ヘッドを開きながら下ろして、地面反力で遠心力を働かせてフェースを閉じる彼女の動きが参考になるかもしれません。■川﨑春花かわさき・はるか/2003年生まれ、京都府出身。ダイナミックかつ効率的なスイングで国内ツアー通算5勝を挙げる。飛距離と方向性を両立させたショットに定評がある。村田製作所所属。■中村香織なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。2009年にツアーデビュー。2015年に腰の故障でツアーを離れ、3児の子育てをしながらレッスン活動を行う。現在はEAST GOLF SCHOOLを主宰し、ツアー復帰を目指している。◇ ◇ ◇●古江のスイングを分析! 関連記事「古江彩佳の驚異的な安定感! 秘密は“ノーコック”バックスイングにあった」で詳細が分かります。