「68」をマークした福田萌維。2週連続上位入りへ(撮影:上山敬太)
<ヨネックスレディス 2日目◇6日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72> 先週初のトップ10入りを果たした福田萌維が「68」で回り、首位と4打差のトータル3アンダー・7位タイと好位置につけた。今月18日が20歳の誕生日。来週はステップ・アップ・ツアーにエントリーしており、10代Vのラストチャンスに挑む。
【写真】福田萌維が髪を下ろしたらこうなる
この日は5バーディ・1ボギー。7番では21メートルの超ロングパットを沈め、15番ではチップインもあった。「15番はチャンスだったので狙っていたんですけど、7番はまぐれ、ラッキーでしたね」。先週は最終ホールで23メートルのバーディパットを放り込み、10位タイで初のトップ10入り。「今日も上りのフックでした」と笑みを浮かべた。 好調の要因は2つの意識改革にある。今週「全米女子オープン」に出場している菅楓華、荒木優奈は日章学園高時代の1年先輩。団体戦で日本一になるなど身近にいただけに2人と比較してしまう自分がいた。「(2人とも)すごい力を持っているのは知っていましたし、自分もと思っていたんですけど、1カ月ぐらい前から意識しないようにしています。そうしたら自分のことに集中できるようになりました」 出場機会が限られるなか、今大会が今季のレギュラーツアー6試合目。初戦から2試合連続の予選落ちを喫したが、その後はすべて予選通過と意識の変化が結果にも反映されている。 さらに先週、偶然コンビを組みことになったハウスキャディから大きな学びを得た。「コースや風を知り尽くしたすごいキャディさんだったんですけど、それ以上に気持ちの面で勉強させてもらいました。毎ショットのように『自分を信じて打つだけ』と声を掛けてもらって、チャンスを作るのも自分だし、チャンスを逃がすのも自分なんだと分かりました」。待っているだけではチャンスは巡ってこない。それに気付けた1週間だった。 「今週は先週のキャディさんの言葉を心の中で自分に言い聞かせながらプレーしています。明日は自分の気持ちに勝つのが大事かなと思う。調子が悪いかもしれないけど、そのなかで自分をコントロールして結果が良ければ最高ですね」 今大会はトップ5と優勝争いを目標に設定している。ラストチャンスの10代Vについて問われると「いい誕生日にしたいですね」。プロ2年目の19歳が新たなヒロインの座へと駆け上がる。(文・田中宏治)