吉田優利は笑顔のフィニッシュに。前日は妹の優勝というニュースも飛び込んできた(撮影:GettyImages)
<全米女子オープン 最終日◇7日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>53位で最終日を迎えた吉田優利が、最終日に初の60台となる「68」をマークして今年の全米を終えた。「きょうは借金を全部返すつもりで来たので、いいプレーができてよかったです」。トータル3オーバーで“完済”とはならなかったが、順位を大きく上げる納得のフィニッシュだ。
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フェアウェイキープ率は85.7%(12/14)、平均パット数は1.67。スコアへの貢献度を表すストロークゲインドでもショット、パットともに上位につけた。初バーディの4番は3メートル、連続バーディの7番、8番はともに4メートルと効果的にチャンスを決めていき、「いいパットを入れられました」とうなずく。5月11日にマサチューセッツ州で行われた予選会で、わずか1枠の出場権を獲得し臨んだ試合だった。「当たり前に出られる試合ではないので、そこで日曜日まで戦えたのはうれしい。ヨーロッパ(遠征)に向けてポイントを積み重ねていかないといけないので、いい試合だった」。1日36ホールという過酷な予選会を、実りの4日間につなげた。そして日本からはうれしいニュースも届いた。妹の鈴が「ヨネックスレディス」でプロ2年目にして初優勝。時差の兼ね合いで「寝ていましたね」と言うが、祝福のメッセージは届けた。「(連絡)しなかったら『なんでしないのか』って言われますよね。(試合は)見ていなかったですけど、ゴルフはいい状態だったからすぐに勝つだろうなとは思っていました。チャンスをモノにしてよかったと思う」。自身も前戦で今季初トップ10入りと状態は上向き。ここから、さらに姉妹の“相乗効果”にも期待できそうだ。次週はツアー唯一のペアマッチ「ダウ選手権」(11日開幕、ミッドランドCC/ミシガン州)に出場。昨年に続き馬場咲希とのコンビで優勝を目指していく。1年前には日本勢最上位の6位になった相棒とは「咲希ちゃんがすぐに連絡をくれて、一緒にやりたいなと(言ってくれて)決まりました」と相思相愛。「もう練習していると言っていたので、私も咲希ちゃんを引っ張っていけるように。飛ぶし良いものを持っているので、それを引き出せるように頑張りたいです」。変則的なフォーマットだが、ここでもしっかりとポイントを稼いでいく。「最初の頃(開幕時期)とは全然違う。絶対に良くなっている。ここからどういうゴルフをして成績を出していくか、という段階に入れた。そのためにも7月のスケジュールは空けたくないし、必死に頑張りたい」。まずは7月9日開幕の「アムンディ・エビアン選手権」を皮切りに始まる欧州での3試合を目指し、この後の連戦に挑んでいく。