出場者全員に全英行きのチャンスがある大会。前週優勝者の吉田鈴もメルセデス・ランキングでの希望も残している。(撮影:福田文平)
<宮里藍 サントリーレディス 初日◇11日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6619ヤード・パー72>今大会は7月30日~8月2日に行われるメジャー大会「AIG女子オープン」(ロイヤルリザム&セントアンズGC/イングランド)の出場権もかかる。チケットを手に入れるための条件は? 有利な選手は? それをまとめよう。
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まず今大会から本戦への出場権を得るための条件は…(1)大会優勝者及び2位の選手(アマチュアも可)の2名(2)大会終了時点のメルセデス・ランキング(MR)上位3名“神戸から世界へ”を掲げる大会からは、5名が出場権を得ることができる。(1)大会優勝者及び2位の選手読んで字のごとくで、アマチュアも含め、すべての出場選手にチャンスが与えられる。すでに昨年のMR1位で出場資格のある佐久間朱莉が該当した場合は次点に繰り下がり。またMR上位3名との重複があった際は(1)が優先され、こちらも繰り下がりが発生することになる。順位がタイになった場合は、今大会開始時の世界ランク上位者が優先される。(2)大会終了時点でのメルセデス・ランキング上位3名細かい計算が必要になるのがこちらだろう。現在MR1位の佐久間は、前述の通りすでに資格保持者のため、ランキングでの繰り下がりも発生。そのうえで今大会を欠場する同2位の河本結は、(1)の条件も加味するとMR上位3名から外れることがないため、すでに“当確”している。争いになるのは現在、MR3位以下の選手たちになる。現時点で同5位の桑木志帆は、先週の「全米女子オープン」で14位タイになったことで得られる、およそ120ptが今大会後に加算されるため、実質MR4位に位置。それを踏まえると、現状、自力で得られるポイントのみで出場権をつかめる可能性を残すのは以下の選手たちになる。3位:菅楓華(877.18pt、世界ランク54位)4位:桑木志帆(854.55pt、同56位)※全米女子OPのおよそ120ptを含む5位:髙橋彩華(757.30pt、同67位)あくまでも優勝、2位を外した場合にはなるが、この3人の順位動向には注目が集まるところだ。また、MR6位の荒木優奈(719.19pt、世界ランク57位)、同7位の吉田鈴(652.01pt、同127位)、同8位の鈴木愛(575.94pt、同66位)は、目安となる3位に入って順位点の135ptを得ても、現時点でボーダーになっている桑木の854.55ptを上回ることができない。そのためあくまでMR資格のみで出場するためには、上記選手たちが優勝か2位になるなど“他力要素”が必要になってくる。とはいえ、メジャー出場へ細かいそろばんを弾くのではなく、選手たちが目指すのはまずは優勝だ。最終日を終えた後、新たにイングランド行きを決めているのは、いったい誰になるのだろうか?【現時点での日本勢の有資格者】※複数ある場合は主なもの■歴代優勝者(60歳まで出場資格あり)渋野日向子、山下美夢有■過去5年のメジャー優勝者笹生優花、古江彩佳、西郷真央■前年度大会10位タイまでの選手勝みなみ、竹田麗央■昨年のメルセデス・ランキング1位佐久間朱莉■昨年の米ツアーポイントランク35位までの選手畑岡奈紗、岩井明愛、岩井千怜※6月29日時点の世界ランク上位50位までに入った選手も出場権を獲得