14歳アマのソア・キムが上位で最終日ヘ(撮影:福田文平)
<宮里藍 サントリーレディス 3日目◇13日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6619ヤード・パー72>悔しい足踏みの1日となった。韓国の14歳のアマチュア、ソア・キムは4バーディ・4ボギーの「72」で「パッティングがあまりよくなかった」と少し顔をしかめた。1番をバーディで滑り出したが、2番は3パットのボギー。そこから歯車は微妙にズレはじめ、前半のバーディパットは何度もカップに嫌われた。
【写真】トップが豪快! 14歳・飛ばし屋のドライバーショット
だが、驚異の飛距離はこの日もプロたちを圧倒した。4番パー5は残り262ヤードの2打目を砲台グリーンの右ラフまで運んだ。迷うことなくドライバーを握り、直ドラにもかかわらず高い弾道を描いた驚弾にギャラリーも拍手喝さい。12番パー5でも「韓国ではやらないです」という直ドラを披露した。ハイライトは17番パー5だ。ティショットは右のカート道を転がり、2打目はピンまで242ヤード。今度は3番ウッドでピン奥6メートルに着弾した。イーグルパットは惜しくも外れたが、なんなくバーディを奪取した。2位以内に入れば、アマチュアにも海外メジャー「AIG女子オープン」(全英、7月30日~8月2日)の出場資格が与えられる。「そのことは、きのう知りました。ワオッ~」。首位とは5打差に広がったが、2位の永井花奈とは2打差のトータル12アンダー。3日間のドライビングディスタンスは平均271.17ヤードでトップに立つ飛ばし屋は「最終日もアグレッシブにいきたい」と力を込めた。ホールアウト後の練習が終わるとサインを求めるファンが長蛇の列をつくった。注目度は日増しに高まる。「すごく感謝しています」。笑顔を絶やさないプレースタイルも二重丸。最終日も飛距離で日本のファンを魅了し、全英切符を手にいれる。(文・臼杵孝志)