アマチュア初の快挙を成し遂げた長澤愛羅(撮影:福田文平)
<宮里藍 サントリーレディス 最終日◇14日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6619ヤード・パー72>18歳のアマチュア・長澤愛羅(日本ウェルネススポーツ大1年)が歴史に名を刻んだ。インスタートの10番パー4で2打目が直接カップインし、実測179ヤードの11番パー3ではホールインワンを達成。ホールバイホールの記録が残る1990年以降ではツアー史上4人目、アマでは初となる2ホール連続イーグルを達成した。
【写真】アマチュア大旋風! これが14歳・ソアのスイング
「ホールインワンはプライベートも含めて初めてです。入ったのは見えなかったけど、ギャラリーさんの『入った!』で分かりました。(ホールインワン)保険に入っているので、アマの間に一度はやりたいと思っていました。うれしいです」10番は残り134ヤードを8番アイアンでカップに沈めた。「すごくいいショットが打てた。入ったのは見えました」。気持ちよく臨んだ11番のティショット。キャディの『また入るんじゃない?』の言葉が現実となった。5番ユーティリティを気持ちよく振り抜くと、ボールはグリーン右に切られたカップに向かって弧を描いた。グリーン手前エッジに着弾し、吸い込まれるようにカップイン。7歳から始まったゴルフ人生で初のエースに「目が飛び出ました」と驚き、喜んだ。最終日は4つのパー3のうち3つにホールインワン賞が懸かっていたが、この11番だけが対象外。それでも、急きょ大会主催者から賞金10万円が贈られることが決まり、「本当ですか。来週は北海道でおいしいものを食べたい」とニコニコ顔だった。ルネサンス高3年時の昨年、初めて挑戦したプロテストに失敗した。合格ラインに5打も届かない“完敗”。2022年と24年の「日本ジュニア」を制覇し、JGA(日本ゴルフ協会)のナショナルチームにも選ばれたエリートアマは、初めて味わう挫折にも「すぐに気持ちは切り替えた」と前を向いて、やってきた。16日(火)からは「日本女子アマ」が北海道ブルックスCCで始まる。「体力が心配だけど、頑張ります」。ツアーでは昨年の「ミネベアミツミレディス」の7位に続き、2度目のトップ10入りとなる10位にも入った。大きな自信を手にした神戸での4日間。北の大地で女子アマ日本一のタイトルを手にして、11月の最終プロテストで今度こそ“サクラサク”をつかみ取る。(文・臼杵孝志)【国内女子ツアーの2連続イーグル】1997年「東都自動車レディース」森本多津子 1R 5番パー5、6番パー32008年「ワールドレディスサロンパス杯」川久保百代 4R 6番パー5、7番パー42010年「ミズノクラシック」パク・ヒヨン 1R 6番パー4、7番パー52026年「宮里藍 サントリーレディス」長澤愛羅 4R 10番パー4、11番パー3