永峰咲希がディフェンディング大会に向けて虎視眈々(撮影:鈴木祥)
<ニチレイレディス 事前情報◇18日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6590ヤード・パー72> 自身初のシーズン複数回優勝へ、永峰咲希が浮上の気配を見せている。今季は地元・宮崎での「アクサレディス」(3月)で優勝。その後はなかなか上位に食い込めていなかったが、その原因ははっきりしている。懸案事項は解決に向かっており、2勝目に向けて再加速しそうだ。
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プロ13年目の今季、永峰は初めてクラブ契約フリーで戦っている。オフの間に1WやFW、UT、さらにはウェッジ、パターと定まったが、アイアンだけは時間が足りず、昨年のクラブを継続使用してきた。 「アイアンを替えるのは来年かなと思っていたんですけど、アクサで優勝したことで余裕ができたというか、来シーズンまで試合に出られることが決まったので、コーチとも今やろうかという話になりました」。優勝後はさまざまなクラブをテスト。各メーカーに細かなリクエストを伝えてきた。 昨季まで長年契約してきたテーラーメイドのアイアンは「軟鉄鍛造ですごく打感がいいんですけど、グースがちょっと気になるんですよね」。一方、今季1Wやボールを使用しているタイトリストは「顔はいいんですけど、中空系なのでちょっと飛び過ぎる」とそれぞれに特徴がある。 「昨年までテーラーメイドのクラブしか打ってこなかったので新鮮ですね。こんな音がするんだとか、こんな打感なんだって。クラブの性能だけでなく、要望をお伝えした時の解決策もメーカーによって違うというのも新たな発見でした」。 ここ数カ月は試行錯誤を重ねてきたが「今週で落ち着きそうな感じです」とセッティングが固まるのも時間の問題。「良くない週もあるけど、大崩れをしているわけではないし、アイアンが決まれば、イメージ通りの球が出続けて、いいラウンドができるんじゃないかと思います」。改めて戦う体制が整いつつある。 今週はコースとの相性もいい。「だだっ広いコースよりは狭い方が好きなので、嫌いじゃないです。アイアンが大事になるんで、ちゃんとクラブを選んで頑張ります」。昨年優勝した「資生堂・JALレディス」まで2週間。複数回優勝の目標をクリアしてディフェンディング大会を迎えるつもりだ。(文・田中宏治)