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エース変更も奏功? 竹田麗央が魅せた3オーバーからのナイスカムバック

2026/06/19 12:00

新投入のシャフトも奏功? 竹田麗央が見事なカムバック(撮影:ALBA)

<マイヤーLPGAクラシック 初日◇18日◇ブライスフィールドCC(ミシガン州)◇6611ヤード・パー72>一時は3オーバーまで後退し、リーダーボードの下方をさまよっていた竹田麗央が、見事なカムバックを見せた。 【連続写真】「下半身リード」はもう古い?  プロコーチも驚いた竹田麗央の最新フェード打ちを解説 午前中から吹き荒れた強風は午後にはやや落ち着いたものの、「流された」と振り返るように、午後スタートの選手たちもその影響を免れたわけではなかった。 11番パー3でボギーが先行すると、その後も「ドライバーが右に行っていた」とパーを並べる展開。前半を1ボギーで堪えていたが、後半に入った2番、3番で連続ボギーを喫し、順位を落とした。 それでも、ティショットに気持ち悪さを抱えながらラウンドを重ねるなかで、徐々に修正していった。 「安定してきた」。そう感じ始めた4番パー5でバーディを奪うと、続く5番でもスコアを伸ばした。さらに7番からは再び連続バーディ。終わってみれば4バーディ・3ボギーの1アンダー「71」で回り、41位で初日を終えた。 大きく感情を表に出すことなく「後半はバーディを取れたので、そこはよかった」と、淡々と一日を振り返った。 先週のダブルス戦はスキップ。「飛行機を見に行っていました」と、飛行機を間近で見られるスポットに足を運び、束の間のリフレッシュを楽しんだ。さらに、次週のメジャー「KPMG全米女子プロ選手権」の舞台となるヘイゼルティン・ナショナルGCでもプレーし、予習の時間にも充てた。 さらに、今週からドライバーのシャフトも変更した。グラファイトデザインの『ツアーAD UB』がこれまでのエースだったが、同社の『ツアーAD DI ハイモジュラス リローデッド』を投入した。 松山英樹が長年愛用する『DI』のフィーリングを継承しながら、先端部に高弾性素材を採用し、低スピンかつねじれの少ない強弾道を実現したモデルだ。 『UB』も先端がしっかりしたタイプで、中元部分のしなり量が大きい設計だけに、極端な変更というわけではない。 実際、「そこまで変化がないので替えられた」と話す。振り慣れた『UB』を使い続けてきたが、「最近、強い球が出ていなかった」と悩みもあったという。 序盤は右へ抜ける場面も見られたものの、「タイミングを掴んできたら思い通りの球が出た」と、新シャフトの特長でもある強弾道にも手応えを得た。スペックは従来と同じ『5-X』。このままメジャーでも同シャフトを投入する可能性は高いとも言う。 先週はリフレッシュに加え、メジャーの予習と充実した時間を過ごした。強風の中で見せた後半の修正力も、そうした時間が生んだ落ち着きだったのかもしれない。(文・齊藤啓介)